見出し画像

人生最初で最大のブレイクハート~悲しみに出逢うとき~

こんにちは。かちゆみこです。

私は、これまで、セルフセラピーを重ねてきて、セラピーの大きな作用のひとつとして、『認知機能』を取り戻すことだと感じています。

それは言い換えれば、今まで麻痺させてきた『痛み』の感覚を取り戻すことだと言えるかもしれません。

誰だって『痛み』なんて感じたくないし、できれば遠ざけたいですよね。

だけど、私が皆さんに声を大にして言いたいのは

『痛み』の奥に、大切な大切なギフトが眠っている・・・ということ。

そして、それらはあなたに発見されるのを待っている・・・ということです。

画像1

セラピーはよく、玉ねぎの皮をむくような作業だと表現されます。

本当に地道で、骨の折れる作業です。

むいてはその奥にあった真実(ギフト)と出逢い、また、その奥に進んでいく・・・。

そんなイメージ。

セラピーが自分の『痛み』と向き合うためだけに使われていたとしたら、私はこんなにセラピーを継続できていなかったし、セラピストのお仕事も辞めていたことでしょう。

私がここまでセラピーの道に進んでこれたのは、『痛み』の奥に隠れた『ギフト』ともたくさん、たくさん出逢ってこれたからです。

もしかしたら、誤解している人も多いかもしれませんが、たまねぎの皮をむく(防衛を脱ぐ)こと自体が、セラピーの目的ではないと私個人は感じています。

「痛み」を『痛み』として認め、隠されたハートの『真実』と出逢うことで、「創造的な自分」を生きるという可能性の扉が開くのです。

そして、「痛み」はあくまで、ハートの『真実』と出逢うきっかけになるものなので、いつまでも『痛み』にとどまり続ける必要はない・・・とも言えると思います。

画像2

ここで、皆さんがイメージしやすいように、私のセルフセラピーのプロセスをご紹介させていただきますね。

実らなかった母への愛

先日、ハートエデュケーション(HE)のオンラインコミュニティ【ハートランゲージ&ME】の中で、グループで瞑想をする会がありました。

HE代表のイーシャこと、川村さんが「瞑想とセラピーはとっても相性がよくて、相乗効果で素晴らしい癒しが起こりやすい」とよくおっしゃっていて、私も直観でピン!と来て、参加してみました。

チャクラブリージングという瞑想後、大きな癒しが・・・。

地鳴りのような悲しみが体の底からやってきたのです。

こんな大きな悲しみ、今まで体感したことがなかったので、びっくりしてしまいました。

これは何の悲しみかな?と探ってみると

ふと、これは母への愛のブレイクハートの悲しみだと実感しました。

母がすご~~~く大好きなのに、受け入れてもらえなかった悲しみ。

「お母さん、お母さん!!!!」「大好き!!!!!」と一生懸命キラキラした眼差しを向ける幼い私と

視線を合わせないように、そそくさと逃げ回る母の姿のイメージが湧いてきました。

あ~~~~あ。これは初めての私の失恋だ。

母にずっと私は片思いし続けてきたんだ。

大丈夫と気を張ってきたけど、全然大丈夫じゃなかった。

いつも母に気のないふりして、素っ気ない態度してたけど、私、こんなにお母さんのことが大好きだったんだ!!!!

そして、心がブレイクしたまま、幼い私はそこに居続けてたんだ。と気がつきました。

画像3

母を大好きな私には居場所が与えられてこなかった。

そう思ったら、悲しくて悲しくて、涙が滝のようにあふれてきました。

悲しんで、悲しんで、悲しんで。

気が済むまで、泣きました。

画像4

すると、私の内側に驚く変化がやってきました。

悲しみの奥に、かすかな喜びを感じたのです!!!

それは、「母を大好きな私にやっと居場所を与えられた」という喜びでした

画像5

母への愛が実らなかった『痛み』を直視して、まっすぐ受け入れられた・・・その先にあった『ギフト』。

今度は、喜びの涙があふれてきます。

そんなチャイルドに、その子のママとして、こんな風に声をかけました。

「ゆみちゃん、母への愛の喪失とともに、自分も喪失してたんだね。

母を好きなままでいることは、あまりにも過酷で、耐えられなかったもんね。

でも、ずーっとお母さんのこと
こんなにも
こんなにも
こんなにも
大好きだったんだね。

お母さんから望むような愛がかえってこなかったことはとっても残念なことだったけど、

ゆみちゃんがお母さんを好きなことを否定しなくていいよ。

大好きでいていいよ。

大好きって思いっきり表現していいんだよ

そんなゆみちゃんに
ママはいつでも、ハートのスペースを
あけて待ってるよ。

お母さんのことが大好きなゆみちゃんに
会えて嬉しかったよ。」

ギューッとハグしながら、幼い私に伝えました。

今、こうして書きながらも、この子に居場所を与えることができて本当によかったと涙があふれてきそうです。

とっても不思議ですが、この子に居場所を与えられてから、現実面でもいろんなことが動き出しています。

知らず知らずのうちに、無意識で制限をかけていたんでしょうね。。。

何はともあれ、「悲しみの先にあったギフト」に出逢えて、すごくすごく嬉しい私です。


☆もし、心の奥に眠る「ギフト」に出逢いたいと感じたら、ぜひぜひ私にお手伝いさせてください♪

今、モニター募集中です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?