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「幸せになること」への抵抗

こんにちは。かちゆみこです。

桜がきれいな季節になりました。

我が家もですが、お子さんが春休みの方も多いと思います。

いかがお過ごしですか?


人は誰もがみんな「幸せになりたい」という望みをもっていると思います。

だけど、その「幸せ」がいざ目の前に現れた時、それに無意識で抵抗したり、拒否したりしてしまうことがよく起こります。

頭では「幸せになりたい」と願いながら、実は「幸せになる」ことに恐れを感じ、足かせを自分で作ってしまうのです。

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それはなぜでしょう!?

最近、私の中で起こった気づきと癒しをシェアさせてくださいね。


最近、私はいろんな感情を自分に許せるようになったことで、「幸せだなぁ」と感じることも多くなりました。

ありがたいことに少しずつですが、仕事も家もうまく回り始めてきています。

今まで、どんなにがんばっても空回っていた部分がうまく動き出すことで、「あぁ、私は自分を癒すという段階の次のステージに立ってるんだなぁ」

「サバイバーからスライバーへ歩み始めようとしてるんだなぁ」と感じていました。

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そんな自分の「成長」を実感していた矢先、折りたたみ式の机に手を挟んで痛めてしまいました。

痛すぎてパニックになり、自分ではどうすることもできなかったので、近くにいた主人に助けを求め、何とか助かりました。

きっと、普通に生活していたら単なる「不注意」として片づけてしまうことかもしれませんね。

だけど、こんな日常のよくある「不注意」も実は無意識が深く関わっています。


無意識で自分を傷つける内攻化

私の場合、『内攻化』と呼ばれることが起こっていた可能性があるなぁと自己分析していました。

内攻化とは、自分が過去に受けた傷を自分自身に向けて自分責めし、自分の体を傷つけてしまうことです。

無意識で起こっているので、なかなか『自分で自分を傷つけてる』とは意識できません。

たとえば、私みたいなちょっとした負傷などもそうですが、事故や病気なども『内攻化』と言われます。

もし、ご自分に『内攻化』が起こっていると気づいたら、「私にこの痛みを引き起こしているのは、私の中の誰だろう?」ってちょっと感じてみるといいかもしれません。


この話をあるグループのシェアのときに話したら、ファシリテーターからこんなことを教えていただきました。

「心に大きな癒しが起こったときでも、身体が置き去りになっていることがある。」

「心の癒しと、身体の癒しには、時差がある」

「心と身体を自己一致させることが大切」

なるほどなぁと深く納得しました。

心の法則の中で、「身体=インナーチャイルド=感情」というとても大切な視点があります。

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私も、私の中で置き去りにしているインナーチャイルドがいてアピールしているのを感じたので、セルフセラピーしてみました。

置き去りにしたインナーチャイルドと出逢う

手の痛みを感じたとき、幼い幼稚園生くらいのゆみちゃんを感じました。

「痛いよ~。痛いよ~」って泣いています。

ふっとお友達からいじわるされた記憶を思い出しました。

感覚的には、手をつねられた感覚。

大人だったら「たいしたことない」って言いそうな程度ですが、ゆみちゃんにしてみたら心と身体の両方に強い強い痛みを感じます。

母にも言えず、痛いのをぐっと我慢した感覚も思い出しました。

当時の私は、先生から可愛がられていました。

もしかしたら、何か友達からの嫉妬もあったのかもしれません。

「あぁ、痛かったね。つらかったね。

痛いのを我慢して、『痛い』ってお母さんに言えなかったのも、もっと、苦しかったね。」

と寄り添うと、ゆみちゃんはエ~~~~ンエ~~~~ン大きな声を出して泣き出しました。

そして「嫌われるのはいやだよ~~~~。嫌われたくないよ~~~~~~」とゆみちゃん。

ゆみちゃんの中で、

「幸せになる。事がうまくいく。」=「嫌われる」という法則が成り立ってしまっていたようでした。

頭ではどんなに「嫌われるのはこわくない。」「誰かに嫌われたとしても、みんなに嫌われることはない。共感し味方でいてくれる人もいる」「好き嫌いは相手の問題」と思っていても、

「それでもやっぱり、嫌われたくない。みんなと一緒にいたい」というチャイルドいたのです。

心理学の本を読んでいると、こんな言葉を発見してハッとしました。

「生きようという決心は、とても悲しくて孤独でもあるうる」(『自己実現への再決断-TA・ゲシュタルト療法入門』メアリー・グールディング著・深沢道子訳)

スライバー、つまり、自己実現へのプロセスにある未来。

この言葉をみて『個』を選択しようとするとき、自由とともにある意味「孤独」も引き受ける覚悟が必要ということだと感じました。

うちの母は出ない杭の代表のような人でした。

みんなの意見に合わせて、自分より「みんな」を尊重してきました。

「ここを離れるのがいやだった~~~~。
ここにいれないのがさみしかった~~~~~~。」

「おかあさ~~~~~~ん」

泣き叫ぶゆみちゃん。

やっぱり、私、ここ(母。不幸。うまくいかない空回り。出ない杭は打たれない。みんな同じ)から離れるのこんなにこわかったんだなぁという理解がやってきました。

これからの道は、母の生き方とは全く違う生き方。

自分のオリジナルな生き方を選択していく=母との精神的なへその緒を切るってことでもあります。

「誰かのために生きなくていいんだよ」
「自分のために生きていいんだよ」
「もっともっと幸せになっていいんだよ」

「お母さんはお母さんの人生でよかったんだよ。
もうこれ以上、お母さんを助けようとしなくていいんだよ。」

呼吸をぎゅっと止めていたゆみちゃん。
痛みを感じないために。

この大切なプロセスに呼吸をたっぷり注いでいこうと思います。

今までつながっていたへその緒を断ち切る痛みも無視せず。

呼吸することをとめずに・・・・。

痛みを痛みとして許しながら過去のものにしていけるように。

泣いていいよ。

怒っていいよ。

感じていることをそのまま感じて大丈夫だよ。

これから一緒にもっともっとどこまでも幸せになろうね。

もっともっと自由に、もっともっとよくなっていんだよ。

「自分らしくある」=「わがまま」

一人あること。個であること。

ここをもっともっと自分に許していこう。

そんな風に感じたセルフセラピーの時間でした。


大切なことを教えてくれたゆみちゃんに感謝です。

「こわい」という気持ちも味わいながら、今、目の前に見えてきた自己実現・スライバーの道を歩いていこうと思います。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました。

何か、あなたにも気づきの光をお届けできますように♪


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