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短歌 通話20年

泣きながら電話しました 通話20年、友はもう母


最近辛すぎて、20年ほど前の疎遠になっていた友人にいきなり電話してしまった。
夜なのに私を否定することなく、うん、うんと言ってくれ、「なんでもっと早くに連絡くれなかったん?」「ひとりでよく耐えてたね」と、温かい言葉をかけてくれて、彼女が光そのものに見えた。感謝しかなかった。
大きな子と小さな子の母親になっていた彼女。
お母さんだなぁ、やっぱり。と、心の底から頼もしさと懐の深さを感じた。
人はやっぱりひとりでは生きていけないんだなと思った。
自分ひとりで抱え込んでいたら、いずれ倒れてしまう。私はSOSを出さずにはいられなかった。
カッコ悪くたっていい。
みんな等しく、価値のある存在だから。

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