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読んで、考える時間

秋桜や彼岸花が綺麗な季節になった。涼しくなって読書が進む。水逆中は新しい本を読むというよりはこれまで読んだ本を再読する期間に当てているので、今月はあまり新しい作品は読んでないけれど、心に残る一冊に出会った。

ちょうど新月が過ぎ、月が満ち始めたタイミングで読み始めたのだけど、どのエピソードも深く考えさせられることが多く、ページを捲る手が何度も止まった。リーディングでも人生のいろんな場面についてお話しする。生まれること、病むこと、看取ること、亡くなること・・・生老病死、どの人も避けて通ることができない人生の一大事にも星はその人に寄り添い、背中をさすり励ましてくれている。リーディングを続けて来た中でそう確信するようになった。

結局、自分ができるのはお会いする人の心の声に真摯に耳を傾け、星からのメッセージをお伝えするところまでで、そこから先はその人自身の生きる力を信じきるしかできない。

実際に顔を合わせてお会いしたことがなくてもチャートを読んだら、やはり知らない人ではなくなるし、その人の幸せを祈らずにはいられなくなる。それは自分もそうやって、いろんな人に自分の幸せを祈ってもらって今があるからでもある。

今夜も鈴虫の鳴き声が心地良い。
お月さまもだいぶぽっちゃりして来た。29日には牡羊座で満月を迎える。

満ちていく月は希望の月。良き道が開けていきますように。

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