おはぎ手作り派の22歳、初めてお店でおはぎを買った
田舎出身の田舎育ちだからでしょうか。
小学生ながらおやつにおはぎを食べたり、夕飯の献立におはぎが登場したりと、私のなかでおはぎは身近な食べ物。
今までお店で購入したことはなく、食べたくなったら自分で作るかorお母さんが作ってくれたおはぎを食べるかの2択。
近所のスーパーのお惣菜コーナーに、美味しそうなおはぎが並んでいても買うのは我慢。
家でせっせと作っていました。
おはぎを買ったら負けなのです。(ちょっとオーバー)
買わなくても、家に帰って作ればたくさん食べられるし、材料費も安いし。
なにより作りたてのおはぎを食べるのがおはぎの醍醐味。
やさしい甘さの小豆に包まれたもちもちのお米。
たまりません。
正直、お母さんが作ったできたてのもちもちおはぎに勝るものはないと思っていました。
……ですが、先日ついに出会ってしまいました。
「おはぎを買ったら負け」の22年間に幕を下ろしました。
ついに買ってしまった!!!
コロコロと転がりそうなくらい丸くて美味しそう。
もちもち感は?甘さは?どんな味だろう……
気づいたら、お財布のファスナーを右手が握っていました。
負けた。
栃木県鹿沼市にあるフレンチベジレストラン『アンリロ』内にあるおはぎやさん『笑花結(えはにゆ)』で購入しました。
180円くらいだったかな。
あまりに美味しそうで値段も気にせず買いました。
お会計を済ませおはぎを受け取り、助手席におはぎを乗せて安全運転で家まで帰りました。
コロコロ転がって、穴に落ちたら大変ですから。
その後、1時間ほど車を走らせ、『はじめてのおつかい!真夏のおはぎスペシャル』は無事に終了しました。
では、さっそくいただきます。
黒小豆
まずは、定番の黒小豆から。
栃木県産小豆を使用した、黒糖・きび砂糖・塩で作ったおはぎなのだそう。
外側の小豆とお米のバランスが絶妙!
小豆本来の味わいと、お米のもちもち&ぷちぷち感が最高。
甘さは控えめ。
おこわをすりこぎでつぶした感じもないので、お米本来の食感が楽しめます。
素朴な味わいでなんだかホッとします。
最中の皮がおまけでついていたので、一緒に食べてみました。
パリッとした最中の皮がアクセントになって面白い。これもいい!
黒胡麻
黒ごまを使用したおはぎは、自分では一度も作ったことがないのでこれが初体験。
しっかり煎った黒ごまらしい香ばしさがクセになるおはぎということですが……。
うま!!!
黒ごまの香ばしさと程よい甘さの小豆がマッチしています。
今回購入した3種類の中で1番美味しかった。
黒ごまの香ばしさを味わいながら、ぺろりと完食。
抹茶
栃木県産茶葉を使用した抹茶のおはぎ。
抹茶パウダーがかかっているだけに見えますが、抹茶の風味は感じられるのでしょうか。
すんごい抹茶!!!
正直、あんまり抹茶感なさそう……と思いましたが想像以上に抹茶の味わいが楽しめます。
抹茶の苦味と小豆が合う。美味しい。
なんといってもお米のもちもち感が絶妙。
ぱくっと食べやすいサイズ感もいい。
自分で作るときは、つい欲張っておにぎりサイズのおはぎになりがち。大きいと食べにくいんですよね。
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家で作って食べるおはぎもいいけど、買って食べるおはぎもいいね。
おはぎは絶対に買わない!と意地を張っていた自分が恥ずかしい。
おはぎの魅力を再認識できたし、次作るときの参考にもなったし。
今度行った時は多めに買って、お母さんにもおすそ分けしようかな。
おはぎライフは続く…