【Python】Windows環境構築
・準備
こちらからインストールするexeファイルをダウンロードします。
下記の赤枠をクリックしてダウンロードしてください。
※Pythonのバージョンは3.10.4を選択してください
・Pythonをインストール
ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックします。
「Add Python 3.10 to PATH」にチェックを入れてから、「Install Now」をクリックします。
正常に終了すると、以下のような画面が表示されます。
「Close」をクリックします。
・インストールの確認
コマンドプロンプトを起動します。
「python --version」と入力して、Enterを押します。
以下のように、表示されていれば成功です。
(表示されない場合は、コマンドプロンプト or PCを再起動して試してください)
・仮想環境の作成
仮想環境を作成するためpipenvをインストールします。
以下のコマンドを実行します。
$ pip install pipenv
仮想環境を作成するディレクトリを作成します。
C:/Users/XXX 配下に作成するのが推奨かなと思います。
※XXX:ユーザー名
以下のコマンドを実行してディレクトリを作成します。
$ cd C:/Users/XXX
$ mkdir pyenv
$ cd pyenv
$ mkdir sample
仮想環境を作成します。
以下のコマンドを実行します。
$ cd C:/Users/XXX/pyenv/sample
$ pipenv --python 3.10.4
・仮想環境におけるポイント
Pythonのライブラリをインストールするときは、以下の形式でインストールすることになります。
ライブラリをインストールするときは、仮想環境内で上記のコマンドを実行する必要があります。
仮想環境内に入るには以下のコマンドを実行します。
$ cd C:/Users/XXX/pyenv/sample # 仮想環境のディレクトリに移動する
$ pipenv shell # このコマンドで仮想環境内に入れます
以下のように表示されると仮想環境内に入れています。
ここでライブラリをインストールする必要があります!
(sample) kira@mba sample %
今回は特にライブラリのインストールは行わないので、仮想環境の外に出ます。仮想環境内から外に出たいときは以下のコマンドを実行します。
$ exit
仮想環境については以下の記事で解説しているので、読んで理解しておきましょう。
・VSCodeの設定
※インストールされていない方は、以下を参考にインストールしてください
Mac版ではなくWindows版をダウンロードしてください
・VSCodeインストール手順
インストールしたexeファイルを実行します
デフォルトのまま「次へ」をクリックしていきます。
追加タスクを選択では、赤丸にチェックを追加して「次へ」をクリックします(今後「VSCode」を起動しやすくするため)。
・開発用のディレクトリ作成
任意のフォルダ(test)を作成して、その中にsample.pyを作成します。
以下のコマンドを実行します。
$ cd C:/Users/<ユーザー名>
$ mkdir test
$ cd test
$ copy nul sample.py
・仮想環境の設定
VSCodeの「ファイル」→「フォルダーを開く」をクリックして、上記で作成したフォルダ(test)を選択します。
以下のように表示されていればOKです。
「sample.py」をクリックすると、右下の赤枠が表示されクリックします。
※右下の赤枠は「インタープリターを選択」と表示されているかもしれません
・赤枠の下に「Python 3.10.4('sample-YYY-YYYY')」みたいなのが表示されている場合はそれをクリックしてください(プログラミング(お試し)まで飛ばしてください)
・表示されていない場合は、「インタープリターパスを入力」をクリックして次に進んでください
赤枠の「Pythonインタープリターへのパスを入力します」に
「C:/Users/XXX/.virtualenvs/sample-YYY/Scripts/python.exe」と入力してください。
※XXXとYYYは書き換えてください
→エクスプローラーで確認してパスをコピーして貼り付けてください。
成功すると、以下のように表示されます。
これで開発環境は完了です。
次は、試しにプログラミングしてみましょう。
・プログラミング(お試し)
「sample.py」に「print("hello world")」と入力します。
右上の赤枠をクリックします。
ターミナルが表示され「hello world」と表示されていれば成功です。
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