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運命のルーレット廻して(未来のわたしとの交換日記8.4)

中高と、はまり込んで聞いていた音楽は、百恵ちゃん(山口百恵さん)とトシちゃん(田原俊彦さん)だった。クラスに仲間はいなかったけど、楽しい日々だった。((もちろん、当時の流行りの音楽も一通り聞いてましたけどね))

家ではデッキ(Pioneerのやつ。お気に入りだった)で、外ではカセットテープウォークマン(アイワの安いやつ)や、MDウォークマン(この頃はPanasonic信者)で持ち運んでいた。ラックには、CD(CDのウォークマンもPanasonic立ったと思う)と、テープ、MDも並んでいて、上京してから重ねた引越しの中で、全てを思い切って手放した時は、すごくさみしかったけど、棚がまるまる一つ空いてすっきりして、とてもすっきりしたのを覚えている。

テープでしか手にいれたれなかった田原俊彦さん、近藤真彦さん、それに、山口百恵さんに中森明菜さんに松田聖子さんにと、昭和の歌にとても惹かれていた。もちろん、当時流行っていたあゆも倖田來未さんも、ELTも、オレンジレンジも、KinKi Kidsに、ドリカム、HY、スカパラ、あとは、コナンの主題歌の歌手の方のアルバムとか…色々聞いていたけど。
あの年代の曲には、また違うハマりポイントがあった。

カセットテープは聴きすぎて伸びてしまうと困るので、大切に聞いたし、ダビングして、お気に入りのアルバムも作っていた。間違えて別のものを上書きしてしまって、涙すら出ないくらい落ち込んだこともあった(VHSもツメをおるのが癖になりました。セロテープは友達。いや、親友。わかる人は、同世代か先輩か。)
周りには、同じ熱量ではまっている人はいなかったらか少しさみしかったけど、楽しかったな。あの当時楽しみにしていた深夜のラジオはアンテナを握りしめ、多少天気の悪い日にはデッキを担いで家の中窓際を歩き回ったのも懐かしい。

今なら、ちいさな媒体でも何千曲と持ち運べるし、イヤホンによって聞こえてくる音の違いはあっても、聴きすぎたからとテープが伸びてしまうことも、音が飛んだり、音質がおかしくなったりすることもない。便利な時代になったものです。

でも、小さい頃からカーステレオから流れる、親の趣味である松山千春・井上陽水・ビートルズに親しんでいたし、あのサウンドが好きなんだな。今でも、カラオケやスナックで、あのころの歌を歌うの好きです。

書いて思ったけど、カラオケもスナックも1年以上行ってない気がするな。自粛とは別で、忙しくて行っていなかった、という感じだったのと、飲み会の三次会はカラオケ、という歳ではなくなったんだろうか。なんだか、そんなふうに思ってさみしくなった。


カラオケには行けないし、お風呂で熱唱でもしようかな。
ご近所迷惑にならないようにしながら。



未来のわたしとの交換日記
8月4日松田聖子を熱唱したいわたしより



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