【年収を上げるための速読】

皆さんは毎月どれほどの本を読むでしょうか。

日本人の平均は約2冊と言われております。

私も元々あまり本は読むほうではありませんでした。しかし、この速読をマスターしてからは本を読むのが苦ではなくなりました。


情報社会である現在、インターネットや本、テレビ、ラジオなどあらゆるツールを通じて様々な情報が得られるようになっています。なかでもなぜ、私が本をオススメするかというと、本は情報だけでなく、読むことで得られる読解力こそビジネスにおいて非常に重要だと考えているからです。


現在は指1本で検索エンジンに気になるワードを入力すれば、実に多くの情報に触れ合うことが出来ます。(音声機能もありますが、、、)即ちスマホ一つで誰もが情報スペシャリストとなり得るのです。だからこそ誰でも調べられる表面的な情報の価値が落ちていることも事実です。



情報化社会で勝ち残る為に

スマホで見るトップニュース、SNSで見つけた面白い記事。

そういった情報をアンテナを張って獲得していくのも勿論良いことです。※それすらしていない人は問題外ですが、、、

しかしそれだけでは先ほど言った誰でも得られる表面的な情報なのです。

そこでそれは本当に事実なのか他の意見を探したり、何が起因として起きているのかその背景や周辺的な情報を得たり、表面的な情報から一歩踏み込んだ情報こそ、今の情報化社会では求められています。

またその情報を多く持ってこそニーズの高い人材になれる、つまり情報、知識量と年収は比例関係にあるのです。


前置きが長くなりましたが、より多くの情報に触れる為にも速読は非常に有効な手段です。しかし今回ご説明する方法としては恐らくよくイメージされているものすごいスピードでページをめくっていき、一瞬で内容を頭に入れ込む。そういったものではありません。


今回ご説明する方法はしっかりと文章を読み込み、かつ従来のスピードの倍速以上を目指すものです。

そこでまず大前提にあるのはこれから読む本についてどれだけの知識、理解があるのかといったことが重要になります。え?と思われたかもしれませんが、実は速読というのは全て読み込まなくても自分の知っている情報とリンクさせながら読むからこそ、新たな情報のみを取捨選択しながら知識に入れ込んでいく。そうすることで必然と早く読むことが可能になるのです。

勿論魔法のようなスピードで読み込む速読の技術も存在します。

しかしそんなことを何ヶ月もかけ、訓練しなくても速読は可能であるということです。(今回の方法も簡単なトレーニングは必要ですが、、、)


それでは具体的な方法を3点ご説明致します。

①自分自身のクロックサイクルを上げる
②自分の持つ知識とリンクさせる
③先読みをする

それでは詳細についてお伝えします。



①自分自身のクロックサイクルを上げる


つまり意識的に早く読もうとする。これは自分自身の行動を加速化させていく必要があります。

都会人は歩くのが早く、田舎者は遅い。でもどちらかが無理に合わせたとしてもお互いに自分のクロックサイクルではない為、逆に疲れてしまいますよね。それと同じでこれまで普通としてきた自分の感覚的な時間をグッと早めてみてください。これだけでも従来よりは早く読むことが可能になるはずです。

またただ単に早く読めても、内容が理解できていなければ意味がありません。そこで論理を組み立て、思考スピードを上げていくトレーニングとして、まずは日々のニュースに反論するという癖をつけましょう。その報道は本当に事実なのか、他ではこんな意見がある、別の根拠からこんなことも考えられる。そういった具合に日々ロジカルに反論する癖を付けると、思考スピードは上がっていき、自然と内容も理解するスピードも早まってきます。



②自分の持つ知識とリンクさせる


これは自分の持つ知識とリンクさせることで、一行目を読んだ瞬間、その文章の全体像を把握してしまうといったイメージです。つまり、個々の情報をパズルのように統合させ、全体像の把握し、知らない知識だけ抜き取っていくのです。

その為、一行目を読み込んだ瞬間、全く初めてのことで理解ができないようであれば、仮に速読で読んだとしても読み終えた時に残る知識としては非常に乏しいものとなってしまう可能性が高いのです。しかし、単に知識があれば全体像がすぐに把握できるというわけではありません。

同じ知識を持っていたとしても、関連付ける力が無ければそう簡単には出来ないのです。

その為には言葉を読み上げた瞬間に、脳内でその言葉とイメージを繋げ、抽象度を上げていくトレーニングをする必要があります。

方法としては絵本の早読みです。読み終えたら具体的に何が表現されていたのか具体的に言語化してみて下さい。どれだけ覚えているか、また瞬時に言葉とイメージを繋げることができたか確認してみて下さい。

それが出来たら次は絵本と写真集を同時に早読みをし、同じように具体的に言語化する。こうすることでイメージと言葉をつなぐ力が養われます。


次に抽象度を上げるトレーニングとして思考の癖を外すことを目的に、普段とは違った目線で思考をシフトしてみて下さい。

例えば、自分の会社の社長になったつもりで、営業であれば経理として、このように視点を増やすことで同じ事柄に対してもあらゆる視点で考察することが出来るようになります。


この二つのトレーニングを出来るようになると文章を読み始めた瞬間に、脳内にイメージが広がり、かつ断片的な言葉を拾ってあらゆる視点から全体像の構築を行うことが出来るというわけです。



③先読みをする


最後にこの先読み、つまり2行目も意識しながら読むということです。次にどんなことが書かれているかが分かれば自ずと読む、そして理解するまでの時間短縮になります。しかし、ここで重要なのは2行目は意識するだけで読んではいけないということです。

人の視野は本の1ページ分、いや2ページ分まで見れますよね。ただどうして読もうとするとその一行以外は視野に入らなくなるのか不思議じゃないですか。

私たちの脳は非常に賢く、自分にとって不要だと思う情報は視野に入っているのにも関わらず、記憶には残らないよう処理されています。だからこそ必要な情報として意識をすれば脳内では記憶として残すよう処理します。だから2行目も意識をしたうえで読み込んでいくトレーニングが必要になります。これが出来るようになったら3行目まで。4、5と増やしていきましょう。



これら3つの点を抑えればこれまで読んできたスピードの倍速での速読が可能になるはずです。

情報量と年収は比例します。

皆さんも年収アップのために速読を身に付け多くの情報を吸収しましょう。

少し簡易的にまとめましたので、物足りない部分があるかもしれませんが、必要があればもう少し掘り下げた内容で書こうと思います。


それでは!

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