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〈猪苗代町への旅〉エピローグ〜電車旅を通して感じたこと。新しい体験はすべて“旅“だった

〈猪苗代町への旅2024〉はこれにて終了です。
今回の体験(旅)を通して、発見したことや心境の変化があったので、書き留めておきます。

プロローグにも書きましたが、今回は東北本線で安積永盛駅から郡山駅へ移動し、会津行きの磐越西線に乗り換えて猪苗代駅まで行きました。

長く郡山に住んでいますが(途中三春で暮らした経験はありますが)
まさか猪苗代町まで電車で行くことになるとは…。これまで考えたこともありませんでした。

車で国道49号を走るか、郡山市湖南町の三森トンネルを通って、猪苗代湖沿いを走るか、急いでいるときは磐越自動車道(実は国道49号よりちょっぴり早く到着するだけ💦)

車では、磐梯山を右に猪苗代湖を左手に見ながらドライブ♪を楽しんでいましたが、猪苗代駅はまちなかにあるため、磐梯山は見えますが、猪苗代湖は見えません(歩かなくてはならない)

それが当たり前だったし、猪苗代町に到着してからの移動を考えると、やっぱり車が便利。時間も短縮できて、いろいろ見てまわれて、歩かないから疲れない…と思い込んでいました。

わたしは現在、いわゆる“マイカー“を所有していません。郡山市民では珍しいと思いますが、生活費を得るため車を手放さざるを得ませんでした。
通常はカーシェアリングを利用していますが、今回は使える車がなかったため、仕方なくの電車旅となりました。でも、プロローグでも書きましたが、電車旅、楽しかったです。

猪苗代駅から見た磐梯山

まず電車に乗ること自体が楽しい♪
安積永盛駅から郡山駅までは、「移動」の感覚ですが、会津行きの磐越西線に乗り込んだ瞬間、「移動」が旅になりました。

そういえば、昨年は郡山駅前のビッグアイまでよく歩きましたが(水門町に住んでいました)、そのときも新鮮でした♪
まさか「ビッグアイ」まで歩くことになろうとはーーーと思いながらも楽しかった。

「新しい発見」「新しい体験」という感じ。

今回も、電車旅だと、見慣れた磐梯山の風景が全く違ったものになることを知りました。

正直寂れてはいたけれど、駅前通りの商店街を気温30度超えの中、汗を大量にかきながらテクテク、テクテク歩いて、「はじまりの美術館」へ。

店構えや看板の一つ一つが興味深い♪好奇心でワクワク
こんな風景に出会えるのも、徒歩の旅ならでは

アートを鑑賞して、磐梯山の麓に座す神社を2社に参拝し、猪苗代の歴史の一端に触れて、帰りはまたまたテクテク、テクテク、駅まで歩き……おっと、途中のセブンイレブンで、今度は発泡酒を買って、ギリギリ間に合った電車の中で、ちびちび飲みながら、ドコンドコンと車両に揺られ、ちょっとまどろんで…

電車と徒歩ならではの楽しさ、ワクワクを感じた旅でした。

はじまりの美術館でアート鑑賞
茅の輪くぐりと夏詣も体験!

街歩きスケッチからはじまり、アートの感想(しかも、「楽しかった!」だし…)をはさんで、マニアックな神社や古代史を長々しく語ったりと、とりとめのない旅の記録におつきあいくださった皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m

実はこのシリーズ、最初につけた通しタイトルは「プチたび2024」でした。でも、途中から〈猪苗代町への旅2024〉に変更しました。変更したのは、「プチたび」なんて、「自分はお金もないし、車も使えないからと、なんか拗ねてるみたいで、イヤだなあと感じたから。

どんだけ近くへの旅でも
よく知られている観光地への旅でも
おすすめの観光スポットをまわっていない旅でも
わたしが「新しい発見、ワクワク♪」と感じていれば、「旅」になる。
そう感じた電車旅でした。

次回は〈会津若松市への旅2024〉をお送りする予定です。その後は〈三春町への旅2024〉と続きます。

旅したいけど、車がないから、お金がないから、どこにも行けない…しばらくそんなふうに思い込んでいましたが、案外「旅」を楽しんでいるなあ、わたし。

……8月はどこへ行こうかな😁

〈猪苗代町への旅2024〉シリーズはコチラ↓


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