命日のすごしかた
昨日はお子②の命日でした。3年目。
そうか、意外とそんなに経ってないな。まだ3年なんだね。でもやっぱり、もう3年、という気も。たぶん毎年、そんな心境の繰り返しかもしれない。でも悲しみは確実にうすれている。うん。よいことだ。
ふだんは、この時期にお子②のメモリアルデイとして、大切なみんなを自宅にお招きする会を催していたのだけれど、今年は考えあぐねたすえに、おこなわないことにしました(さみしい…)。でも、リラックスして訪問してもらえないと意味ないしね。だから、またあらためて、そんな時期がやってきたら、お声かけさせていただくことにしたいなと思っています。
でもね、数日前ちょっと意味深なことが起こりました。
相方さんと「今年はどうする〜?」「やっぱ、むりじゃねー」みたいな会話をしていて、わたしがわりと投げやりに「だって、しょうがないじゃん」みたいな言葉を発した直後に、パサっと何かが落ちた音が聞こえました。
わが家のお子②エリアの額に飾られているポストカードが、ヒラリと、落ちたのです。この家にうつってきてから、いちどもそんなことはなかったのに。この"many thanks"カードね↓
とても小さなことだけれど、あまりにもタイミングが絶妙で。
相方さんといっしょに、やっぱりお子②もここにいて聞いてるんだね。と、うれしくなったのでした。だから、投げやりな言葉は禁止です。
そりゃあ、わたしだって例年どおり「れいちゃんの会」をやりたいけれど、今年はむずかしそうなんだよ。だから、許してね。
さて、命日の昨日はとくにとくべつなことはせず、朝から日常を満喫。
PTAの見回り担当日だったので、朝からこんな看板を出して交通整理(馬出しと言うんだそうな)。そして通学路の子どもたちを30分だけ見守って、看板をしまって帰宅したら、そのままワンコの散歩へ。
帰り際、お子②が保育園でクラスメイトだった双子ボーイズに久しぶりに遭遇。その成長にちょっと目頭が熱くなる(しゃべりまくりいたずらしまくりの3歳児になっていた)。
帰ってきたらわが家の小道の植木のもじゃもじゃに水やりして、カブちゃんたちに霧吹きして昆虫ゼリー取り換えて、さっとフローリングにモップかけて掃除して、お仕事スタート。日中は翻訳本の編集にぎゅっと集中し、ちょっとだけ夜のzoom打ち合わせのために頭の整理を。
そんなこんなしているうちにお子①が学校から帰ってくる。いつものお花屋さんに頼んでいたお子②用のお花のアレンジメントを受け取りにいって、美しさにひととき見とれてから早めの夕食準備。で、夕飯をテーブルに並べて準備万端だぜとひとりごちたところで、zoom打ち合わせスタート。
打ち合わせ中に相方さんが帰ってきて、お子①と食事をともにしてる気配を感じながら引き続き画面に向かい…約3時間。終わって、ご飯つまんで、ビールのんでワインもちょっとのんで、お子①とワンコらとソファでまどろんで、就寝。
もし3歳児のお子②がいたら、こうはいかないな。
という思いが一瞬あたまをよぎったけれど、これが今のわたしの現実。What ifを繰り返すことよりも、今を大切にしなきゃね。
そりゃあ、ぎゅっと抱きしめたいけどさ。いつでも、わたしたちのそばにいるんだもんね。
美しいアレンジ。お子②が亡くなったときも、小さなお棺にいっぱいのお花を届けてくれたんだ。いつも感謝。
ピクニックなんかに行って抱っこすると、いつも木の葉に手を伸ばしてつかもうとしていたお子②。だから、きみのエリアは緑でいっぱいにしておくよ。もうきみのためにお金を使うことはないから。せめてもの気持ち。
ふう。
ちょっとつまんない内容になっちゃったかな。
でも、みなさんに読んでいただけると、すごくエナジーアップするんだなw読んでくださって本当にありがとう。
はやくみんなをお招きしたーいぞー。
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