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寄席に行ってきました | 明けましておめでとうございます

今年に入ってお正月らしい事を全くしてなかったので、今日は寄席に行ってきました。

浅草演劇ホールはお客さんの入れ替えがないので朝の9時から夜の9時までぶっ通しでいられます。

私は朝イチから5時でギブアップしました。

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楽しい落語の世界

20代の頃は落語家さんが喋っている言葉が理解できませんでした。だって古文みたいで難しいじゃないですか。しかし、NHKの『超入門!落語ザムービー』を観て以来、エンタメの1つとして嗜むようになりました。

お客さんは超満員で立ち見も出る始末。年配の方が多く、演者も然り。三遊亭金馬さんは心筋梗塞で入院したエピソードを披露。

発症後は体が思うように動かなくなり、寝返りもうてなくなった。必死にリハビリを行ったが、入院の5ヶ月前に産まれたひ孫の方が寝返りを早くうてるようになった。

迫りくる高齢化社会を感じました。

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お正月公演はエントリー向きかも

お正月公演は、別名顔見せ公演ともいうらしいですね。とにかく演者の数が多いです。

いつもは最低でも1人15分くらいの持ち時間なんですが、お正月の場合は5分程度と短く、簡単な挨拶と小噺だけでした。有名な人もチラホラ

通常、落語の場合は演目がかぶらないように配慮しているらしいんですが、今日のような短時間の小噺の場合はそうはいかないようでした。喋った内容のコミュニケーションが難しいらしく、同じ話か4人も被っていました。

店員『お客さん、困ります。』
客 『え、なんで?』
店員『ウチの店は犬猫可ですが、豚はお断りしてます』
客 『失礼だなぁ、この子は犬なんですよ!』
店員『貴方じゃなくて犬に言ってるんです』

終始、こんな感じでした。皆さん、ネズミ年なのに昨年の干支を引きずっているようでした。笑

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笑いのツボは変わらない

お目当ては四代目三遊亭圓歌(えんか)さん。彼が歌奴時代の、師匠である三代目圓歌さんとのエピソードを披露。

事前にYouTubeで何度も聞いていた下ネタなんですが、大笑いしちゃいました。落語に行く事自体は『大人になったなぁ』と感じるんですが、笑いのツボは中学生から変わっていない事を改めて実感しました。

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さいごに

新年を迎えてからずっとお笑い番組を観てしまってます。私はテレビのお笑い番組を観た後に『背徳感』を感じてしまう真面目な性格なんですが、落語の場合、観た後でも『背徳感』がありません。

落語、いいですね。それではまた。

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