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自分はどうだ、君はこうか、なるほどそういうことか。

ハンバーガー屋さんで、ハンバーガーを注文しないでポテトだけを貪りつつ、コーヒーのMをすすりながらホッとひと息入れています。
先程電気店でパソコンを見てきました。パソコンが欲しいのですが、そう簡単に自分の欲しいパソコンが手に入らない事を知って落胆して、とりあえず座ろうかとココへやってきたとでも言いましょうか。

少し考え事をしていると、隣にどかっと女の子が座りました。

世の中には物が溢れています。
人間も溢れていますね。
ひとが動けばいろんな音がします。
なのでこの世の中には、目には見えませんが…

物音で溢れているのです!

で、静かに行動するひともいますが、中には、やることなすことうるさいひとだっているんです。

そして、その女の子ってのがやることなすこと音の出る部類なのでしょうか。先程、テーブルにA4程のカバンを置いたのですが、ドカッとのせるんですよね。怒っているんでしょうか。
様子を“耳”で見ているとどうやらそうじゃないんですね。やることなすこと音がすごいです。
ジーーーー(ふでばこのチャック)
ガチャガチャ(漁る)
ゴトン(教科書出した)
ゴトン(ノート)
ゴツゴツ(タブレット)
バタバタパタパタ(教科書ノートをパラパラ開く)

え?何?怒っているんでしょうか。

たぶん違います。

イヤホンしているから周りの音は気にならないかわりに、自分の音も大きいのがわからないひとがたまぁにいますが、イヤホン…はしていないようです。
おそらく、図書館とか静かなところで勉強するのが苦手なのかもしれません。

シーンとした場所よりも何かしら音のする場所の方が落ち着く場合があります。
それこそ図書館だと、みんな静かだってかわりに自分も気を使わなければいけませんからね。

なるほど。
気を使わなくて勉強できる場所。それがハンバーガー屋さんなのですね。
家にいるとテレビやら雑誌やおもちゃがあって、いろんな誘惑が飛んで来ますが、それを受けないように、“自分に”気を使わなくてはいけません。

あえて音のストレス(ココではそう表現します)で溢れている場所だからこそ、自分へのストレスが少ない場所だと言えるし、“自分も誰かのストレスになっていないか心配する”というストレスが無いということでしょうか。

なるほどーー。

こんなところで勉強しているひとって集中できるのかな?と思っていたんですが、心配する必要はなさそうです。若い学生さんの方がそういう面での生活力はあるのかもしれません。

自分だけの考えを自分だけの中で巡らせるってのは益のない培われない行為だなと最近は思います。

自分はどうだ、君はこうか、なるほどそういうことか。

そういう意思の疎通で生まれる価値観を守ることが居場所を良くすることなんだと思います。

寛容でありたいです。これからの僕は。

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