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熱い気持ちにやきもち

僕は嬉しくて涙を流したことがありませんし、悔しくて涙を流したこともありません。


そうそう、ひとことに「うれし涙」「悔し涙」と言ったりしますね。

小さい頃からアニメやなんかで誰かしらが流しているこの涙なんですが、僕には意味が全くわからなくて困ったものでした。いや、困ってはいないか。
僕にもそりゃあ嬉しいとか悔しいなんて気持ちはありますが、涙を流す程の気持ちになったことはありません。

これもひとことで「胸が熱くなる」と言いますよね。


そもそも胸が熱くなるって気持ちがわからないんですよね。
嬉しいとか悔しい気持ちでそうなるなんて、羨ましいとさえ思っていたものです。


だから、おそらく自分には、


まだまだそういうシーンに出くわしていないんだ


と思うようにしていました。

確かにまぁその通りなんですけどね。まだ経験していないんだと思っています。
いつかそういう時が来るような気もしますし、そういう瞬間が訪れても…もしかすると泣かないだろうなぁというだけで、本当は経験しているのかもしれませんしね。


でもそう言えば、今後の自分を変えさせるようなすごい経験をしたことはあります。


とあるイベントに行った時に、中学の時からずっと聞いていたミュージシャンに会ったことがありました。
それはそれはとんでもないくらいに嬉しい出来事だったんですが、冷静に物事を考えて、


ここで自分から、サインしてくださいとか、握手してくださいとか写真撮ってくださいと…「自分からアクションしていかないといけない!」


と思って、厚かましくもお願いしました。
だって、絶対に今後2度と出会うことはないんだろうから、やっておかなくちゃ損です。

いやいや、違います。それは損得の話ではなくてですね。

今ここで、「やるかやらないか」の選択肢は自分自身で決めるものなんだ、という意思決定を迫られたような気持ちでやりました。

だって嬉しいんですから、やらなきゃいけないでしょ!!

そういう胸熱な経験はしたなぁという話ではありますが、だからといって泣いたってわけじゃないんですよね。
自分は何かしら冷めちゃっているのかもしれませんね。


もうちょっと熱くいたいです。熱苦しくいたいですね。


たぶんこれから先もそういう熱い気持ちは持つことがないのかもしれませんが、熱い友情と熱い友達は持つべきだなぁなんて思っています。おとなしく熱い友達を応援するのも楽しいものですね。



熱く支援する、これからの僕は。

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