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目標、テーマ、項目の設定

昔から(こどもの頃)からオトナに言われたり聞かれ続けてきたことが僕にはあります。
たぶんみんなもそうだと思うけど。

それが目標。

目標ってあるのと無いのではずいぶんと生活が違ってきます。
なんとなく漠然と目標を設定していると、いつのまにか年末が来ていて、毎年毎年“何もできなかったなぁ”となりかねません。それは避けたい。

だけど僕は、ずいぶんと長い間「目標なんて決めたって意味ないわ」なんて思っていました。僕は目標に達するまでの時間をどう過ごして良いのか、コツが掴めていなかったようなんです。

思えばそれを教えてくれるオトナなんてひとりもいませんでした。(なんでだよ!)
将来の夢とか、なりたいひとの像とか、やってみたい職業とか、いろいろ聞いてくれるひとはいましたが、それを“どうやってやっていくのか、成し遂げるのか”は投げっぱなしで、具体的なことを聞いて「そうかそうか」と頷くなんてことはありませんでした。(もちろん助言をくれるひとも)
大抵は「そりゃすごい夢だな」とか「頑張れよ」とひと推しで、自分の価値観に合わなければ鼻で笑うだけ。

だから、こどもながらに「どうせ笑うんだろ、なら聞くな。」と思っていて、そういう理由もあってか、夢とかこれから先の事など考えないようにしていたように感じます。
こどもは世間や世界の視野がすごく狭いです。だからでしょうかね、オトナの感じている価値観よりももっと濃い価値観で言葉やを捉えている場合があります。ちょっとだけ「それは大変だよ」とか「そんなの無理だよ」とネガティブな事を言うだけでも、『え、ひどい。』なんて感じているのかもしれません。

逆に言ったら、少しの応援がハッピーな気持ちで物事にトライできるようになるんだと思うんです。「いつもより濃いカルピスで嬉しくなる」みたいに!
誰の事であれ、“応援したい”という気持ちは忘れたくないものですね。


で、話を戻して目標の達成方法です。
簡単に言えば“服を着る”のと同じ事です。

「明日は10時にお出かけする」という目標があったとします。10時までに服を着てしまえば、あとは玄関の扉を開けるだけです。
ココで漠然と考えていたら、めちゃくちゃになってしまって、目標は達成できますが失敗します。なので「テーマ」を前の夜とかに決めてしまいます。つまり、目標を掲げたらテーマで色を付けるということをします。

このテーマというのがあるからこそ、目標までの指針となって働いて、キチンとしたものになるのです。
たとえば、寒い時期という設定にしましょう。テーマは【あったかくて動きやすい】です。
まず、半袖は着ませんし、半ズボンもそうです。サンダルも必要無いですね。ほら、もうすでにだんだん決まってきました。
じゃあやることは?暖かいものを選んでいきます。たとえば、ブーツに長ズボンやロングスカート、セーターとかダウンジャケットにコート。必要であればマフラーや帽子です。耳当てなんかもあって良いでしょう。

【動きやすい】というテーマに沿って選ぶと、ゴツゴツしたブーツでなくて、スニーカーをチョイスしましょう。そのかわり暖かい靴下にします。(その辺は臨機応変で)
ピタッとしたズボンより、ほどよくゆったりしたものの方が動きやすいです。
アウターには重いコートは避けて、軽いダウンジャケットで。

はい。だいたい決まりましたね。
時間は…9時50分。ちょうど良いですね。

そう。コレで目標は達成です。
ちなみに服を“選択していって着る“のが項目になります。順を追って下から(靴から)決めてみるとわかりやすいのかもしれませんね。

目標を決めたら、どう動くのかというテーマを設定して、それに沿った項目をわかりやすい順に考えていくのです。
こんな簡単なことなんだけど、すごく大切なんだと、なぜ誰も教えてくれなかったんでしょうか?
物事が変化するのに合わせて、自分も徐々に変わって成長していく必要があるのに、いきなり変われないのは誰もが承知の事です。

こんな感じで目標や予定を設定して、それに合わせた生活やお金の使い方をしたら、だいたいの事はうまく運んでいくのに、それがうまくできないことで叱られたことがいくつもあったように感じます。
今でもその事で自分が自分に迷惑かけているんですよね。
もういちど、小学生になりたいです。

自分は、自分の学校の先生です。これからの僕は。

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