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またひとつ新しいおじさん

何かに一区切りつけて、どことなく気分を入れ替えてみたりする。

今日から新しい手帳
メガネのフレームの形を丸く
服のイメージを、もう少しカッチリ
新しいアルバイト先に
髪を思いきって短く
よく消える消しゴムにしよう
部屋を模様替えしよう
新しい靴下と下着を買った
革靴をはいてみる
洋服用洗剤やシャンプーを変えた


そういう小さな新しさがなんだか昨日までのことを一区切りさせて、気分とか思考すらも平坦にしてくれるのだ。それが続かなくて、また前のやつが恋しくなって元に戻す日が来るとしても、変えた瞬間はって気持ちになれる。「これから“は”ちゃんとしよう」って気持ちになれる。

僕は今日から、またひとつおじさんになって新しい気持ちで、ちょっとだけ新鮮な日を過ごす。
正直言うと、ひととしては昨日となんら変わりはないよ。昨日もお酒を呑んで、少し食べ過ぎた。昔よりも成長したお腹の肉をさすりながら、“これじゃあ良くないよな”なんて思って寝た。
だけど今日は、“なんだかいつもと違う”という日になっているのだ。だから、ひとつおじさんになった僕で、おじさんなりにちょっと違いを求めてみた。


“自分の事で変えていきたい点は、目に見えるように掲げる”という目標を掲げてみる。


ということを考えてみた。
だいたいいつも、目標を掲げてみては、飽き飽きしてしまっていつか辞めてしまう自分がいる。
そういうのを辞めてみたいと思った。
辞めようとする自分を辞めてみるのだ。だから、変えていきたいことを紙に書いて部屋にペタペタ貼ってみたりした。

「新しさ」には動き出させるチカラがあ
る。

古いものを押し退けて、元気よく歩こうと前に進む活力を与えてくれる。
古いものを捨てることがいちばんではない。穴あき靴下や穴あきパンツじゃあチカラが出ないことがある。寸足らずなズボンやボタンの取れたシャツじゃあチカラが出ないことがあるからだ。

そういうときは、「新しさ」で変えていくのがなんだか良い。


新鮮で一区切りする。これからの僕は。

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