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自社ブランド研究部

いつもこの記事を読んでくださりありがとうございます。

考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えています。
非常識な事もあるかもしれないですが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのがおもしろいと感じています。
ちなみにここで考えた案でお金をもらえるかどうか、稼ぐことができるかどうかは“とりあえず考えない”ので具体的な収入のことは考えないことにしています。


発想は冗談だろ、と言われるかもしれないです。
しかしそれを実行させようと具体的な案と作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろいもので、もしよろしければ読んでみたご自身の感想や思いついた案だったりをコメントしてくださるなら嬉しいです。

こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみる。そんな自由な発想をオトナである自分が現実的に考えて、リアルにしてゆく。

僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではなく、自分で作り出して自分の都合のいい仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだと思います。いろんなお店の案や、実在するお店を見たり聞いたりしていると、コトはやり方次第なんだなと感じますね。

お読みいただいているあなたも、「実現なんてムリだろう」なんて意見や考えを持つことでしょう。遊び半分で冗談だと思ってお読みいただけたら幸いです。


いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。


以下、本文です。


前回は「ガンプラ部」について考えてみた。
ひとりでやる活動もいいけど、みんなで活動するとか、一緒に時間を決めて黙々とやりつつも、たまに休憩を挟んであーでもないこーでもないと言いつつ、そしてここはこうでこうやって…と試行錯誤しながら作業をし、そしてできた作品はそのままイベントにして作品展や展示会をしてしまうのもおもしろいかなーと思った。

ホビー店がそういうスペースを設けてもおもしろいだろうし、ギャラリーが企画してそんな集まりを作ってみてもいいかなと思うのだ。

僕はストーリーに出てきそうなガンプラを作ったって、ちょっとおもしろくないかなぁと思っていて、たとえば「戦争の無くなった時代のガンダム」みたいなテーマでジオラマを作ったらおもしろいと思っている。
たとえば。
ガンダムって戦争のロボットだから、平和になったら使わなくなってしまうわけよ。だけど、モビルスーツはおそらく頑丈にできてるから、農作業とかにガシガシ使っているという設定で、だけど戦争は無くなったからモビルスーツはもう作っていない、なんていう世界観だ。

ボロッボロのモビルスーツが大地を耕しているのだけど、たまに地中から壊れたザクが発見される。壊されて、雨風に晒されて、何十年と年月の経ったもので塗装もハゲてサビついて、腐食している。そういうザクを、つぎはぎだらけでやっと動いているザクで掘り起こしているような…そういうジオラマである。


そんなんで言いながらも、僕は別にガンダムとか読んだりアニメも見たりした事はない。想像だけでガンプラを作ってもいいかな、なんて思っているのだ。そんな、ガンダムにしろプラモデルにしろ、ど素人の人間がはじめてもいいだろうと思った。




今回は、「自社ブランド研究部」について考えてみよう。

自社ブランド研究部とは、なんでも自作で作ってみようとする部活だ。
こういうのはどういうところが運営していけばいいのかよくわかんないけど、僕がなんとなく考えているのは、ファッション系のところなんていいんじゃないかなと思った。


自分で帽子をデザインしてみたり、Tシャツの柄を考えてみたりする。
ワッペンを作ってみたり、ステッカーを作ってみる。缶バッジなんかも作ったりしてみる。
とにかく、ファッションに関して貪欲にも自分で作れるものは自分で作ろうと心がけてみるのだ。



自分達で作ろうと心がけると何がいいかって、服を作るプロセスだったり、その値段(原価)を知ることができるんじゃないだろうか。

たとえばTシャツを自分だけで1枚だけ作ろうとするとかなり値段が高くなってしまうが、5〜10人ほど集まって作ってみるとそんなにお金はかからなくなってくる。1〜3枚だけプリントしようとするとホームセンターに売ってあるような自作用のもので作ることができるが、業務用のカッコいい感じで作る事はできない。なんかほんと“手作り感”がニュルッと出てくるのだ。

販売できるようなデザインを考えて、複雑な色合いにしてみたり、しっかりした生地のものにプリントする事を考えるとよりおもしろくなってくるだろう。そうやってできたものはだいたい1枚あたり4,000円くらいで出来上がるだろう。
それで自分だけのオリジナルが作れるならいいと思う。


帽子なんかも意外と安く作ることができる。
無地のキャップなんかもAmazonで1,000円前後(高いものもある)で買うことができるのだ。
あとは自分でデザインした刺繍をするとか、ワッペンを貼り付けるだけでいい。安く作ろうとすると刺繍で10枚以上依頼すると安いかと思うが、自分だけで簡単に作るのであるなら、ワッペンをネットかそこいらの古着屋さんかどこかで買ってきて、布用のボンドなどで貼り付けてやれば完成だ。


値段の高いワッペンを買うと高くついてしまうかもしれないが、数百円〜ワッペンは売っている。それを貼り付けるだけでも2,000円前後で作れるのはいいだろう。
帽子以外にも無地のものはたくさん売っていて、無地のTシャツにワッペンを胸のところに貼り付けるだけで自分だけのデザインは完成するのである。そう考えると、古着のTシャツ1枚に4,000円〜など支払って買っているのが、ちょっともったいないくらいに思えてくることがある。

自分のお気に入りの形の服や帽子があるって?
そんな時はタグを調べてみるといい。タグを取ってしまっているブランドもあるが、多くの場合無地ブランドのタグを取り外すのは別料金になってしまうので取っていないところが多く存在する。

無地ブランドの中で選ぶのは生地の形だったり厚みや手触りなどだ。たとえデザインが良くとも、着心地やさわり心地、それに細かい部分のデザインなどが気に入らないと意外と使わなくなってしまうものだ。無地ブランドも世の中には無数に存在しているので、それぞれを1枚だけ買ってみたり今持っているものを調べるといいだろう。必ず着心地の良いものや使い心地の良いものをチョイスすべきである。

そうしていくと何がおもしろいか。


学園祭などでお揃いのシャツを作ったりしたことがあるだろうが、だいたいがペラペラで着心地など考えたりする事はなかったと思う。
その辺を値段など見ながら仲間と相談して、あとはコンセプトなどを決めつつも模擬の自社ブランドを作るような気持ちでモノづくりをすることができるのがいいところだ。

自分達がいかに「ブランドネーム」に対してお金を叩いているのかも知ることができて社会勉強にもなるだろう。
ブランドなんて“ただの名前”である。単に無名であるかそうでないかの違いを表したものがそれの本質なのだ。

街を歩いている人に、友達に、彼女や彼氏に、家族や職場の人に見られた時に、“どこの会社が作っているのかがパッと見でわかるようになっているだけ”なのだ。ハッキリ言ってしまうと、そんなのは自分だけがわかればいいのである。

悪質な言い方をすると、たとえば食べ物だったり何かの材料を量り売りをしたりするのも、自分達のデザインした入れ物にパッキングしてしまえば、それでもう「自社ブランドの〇〇」という商品が完成する。
安く買ったお惣菜を別の容器に小分けして売ったりするのもアリっちゃアリなのだ。厳選素材、無添加、無農薬、手作り、大人気商品…どんな文句を言ってもわからないものはわからないのだ。(そんなことしたっておもしろくもなんともないのだけど)


ちゃんとデザインして、ちゃんと自分達で作って、ちゃんと作る。
それを自分達でしっかりやろうとする。
そうやって考えると、自分達のブランドがひと目でわかるように作るのが、逆におもしろくなってくる。そこを楽しめたらモノづくりはもっとおもしろくなると思うのだ。


気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。