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危険な運転を知ろう

210512-48◯ほぼ毎日と言っていい程よく車を運転するのだが、車が多い街中では無茶な運転をするドライバーが多い。安全運転を自ら心がけるのも勿論大事だが、事故に遭遇しないため危険な運転を予め知っておくことで、最悪の事態から免れることも出来るだろう。よって今回は全国で挙げられる幾つかの危険な運転事例を紹介していくことにする。


信号無視
交通信号の切り替わり前後に交差点へ進入する、いわゆる信号残りと呼ばれる事象において、黄信号にあってはためらいなく進入し、赤信号に変わっても状況判断によっては進入することが見られ、名古屋走りの典型例とされている。これを「黄色まだまだ、赤勝負」[6]と形容することもある。
また、右折信号が点灯している際に左折をしたり、前車が黄色で停止した際にそれを追い越し、さらには止まった車両にクラクションを鳴らすなどの行動が見られる[2]。          

Wikipedia『名古屋走り』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/名古屋走り

黄色信号は基本的に停止しなければならないが、安全に停止できない場合は通過しても良いという微妙に曖昧なスタンスを持つ。青信号から意図せずに黄色に変わってしまったのなら通過すべきだが、黄色に変わったのを見て、急加速はご法度。黄色信号を確認できても後続車の距離とスピードで通過すべきか停止すべきか判断する必要もあるだろう。急ブレーキをかけて追突されても面倒だ。とどのつまり、ドライバーの状況判断に一任されるため、信号の切り替わり目の信号無視行為は大変よく見られる。


ウィンカーを出さずに車線変更
車線変更する際にウィンカーを車線変更の直前に出す、またはウィンカーを出さないまま車線変更を行う[10]。
また車線の多い道路では2車線以上を連続で車線変更をしたり、交差点内において車線変更をする。

Wikipedia『名古屋走り』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/名古屋走り

ウィンカー無しの車線変更は後続車にその意思が伝わらないため非常に危険である。ウィンカーを出さない多くのドライバーは車線変更を繰り返す傾向にあるので、そういった車両が近づいて来た場合は予め、車線変更をして来ると考えて車間距離を持つことが安全である。先に道を譲り遠くに行ってもらうことが身を守るためには大切なことかもしれない。


右折フェイント
右折車線または右折車両の待機している車線から追い越しをかけ、信号前後で直進できる車線に割り込む[2][12]。

Wikipedia『名古屋走り』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/名古屋走り

片側二車線道路が交差点の手前で突如として、一車線が右折専用レーンに変化する場所でよく見られる。初めて通行するドライバーなら仕方ないが、既に知っている地元ドライバーが直進するため左車線に寄ることを逆手に取り、空いている右折レーンを利用したのち途中で直進レーン入りする悪知恵働きも居る。強引に割り込まれた場合を除いて譲る必要はない。


早曲がり
交差点を右折する際に青信号になったと同時に急発進を行ない対向の直進車よりも早く右折する行為を指す右直事故の典型的原因にもなっている。

Wikipedia『伊予の早曲がり』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/伊予の早曲がり

右折レーンの無い交差点で右折をしたい車が青信号になった瞬間に勢いよく右折を試みる運転術。対向車と右直事故にもなりかねない危険な運転だが、右折車が交差点内で停車するために後続が渋滞してしまうのを解消するというジレンマ持ち。対向車が右折車に対してパッシングなどして先に行かすというパターンが一番理想な形なのかもしれない。早曲がりをするなら了承の上で。


対向車が左折するスキを見計らって右折を行う[1][2]。

Wikipedia『松本走り』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/松本走り

左折車右折車が多く直進車が少ない交差点で見られる。該当車は当然のように前に入ってくる場合が多いので危険な場合はブレーキかクラクションで対処していただきたい。初心者に運転操作などを詳しく教えるとあるYouTuberが平気でこれをしていたのだが、絶対やめましょう。


歩行者軽視
横断歩道で手を上げている歩行者がいても無視して止まらずに進む[2]。

Wikipedia『名古屋走り』より
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/名古屋走り

信号の無い横断歩道で停車しない車を見つめながらひたすら待ち続ける歩行者をよく見かける。という自身もよく歩行者を見落としがちなのだが、いざ止まっても対向車が止まらないので結局渡れないケースもある。車が止まっても隙間から抜けて来たバイクに轢かれたという事例も聞く。誰か一人だけルールを守ってもルールは成り立たない。皆が高い意識を持って守らなければ悲惨な事故を起こすだけなのだろう。


<後記>
車は大変便利な移動手段であるので多くの人が利用する。そのあまりにも身近なゆえにルールやマナー、そしてひとつ間違えれば命を奪ったり失いかねない危険なものである意識が薄れてないだろうか。教習所の学科授業で観た後にすごくテンションの下がるビデオを思い出してほしい。ひとりでも多く運転マナーや決まりをきっちりしていけば事故は少なく小さくできる。しかし、全員が守れるわけでなく破る人もいる。こういった場合に、防衛運転というのが必要で今回はマナーの悪い運転事例を紹介した。紹介した悪い行いを学んで危険車両は危ない逃げろの意識で良いカーライフを送っていきましょう。一方で我はルールを守っている、どけどけ危険ドライバーの法規遵守しすぎた末の安全裏返し運転になる人もいる。ルールに囚われすぎず、状況に合わして柔軟に対処できれば幸いだ。

絹掛

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