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痛みとコーチングについて

こんにちは、きんとです。
読みにきていただいて嬉しいです!

最近、『コーチング』というコミュニケーションスキルを学びました。

コーチングを学んでみた中で『体の痛みとコーチング』はとても密接な関係性があると思い、自分の中での現時点での痛みとコーチングの関係性について考えたことを書いてみようと思いました。

最初に言っておきますが、僕はまだコーチングの基礎しか学んでいません。
そんなに深いところまで学んだ訳ではないのですが、今の自分の記録として残したいと思って書いております。

もし文章の中で情報が間違っていたり、何か僕に伝えたいことがありましたらそっと教えてくださいw

きっと僕は感謝感激の思いで
『おぉぉ!ありがとーございます〜!!!』
とお返ししにいくと思いますのでよろしくお願いいたします。

ではゆっくり読んでいってくださいね。


体の痛みの発生について

最初に痛みの発生過程を簡単に書きます。

『痛み』というのは体の組織や構造が崩れたときに起こると思っています。

例えば捻挫や筋肉損傷、骨折、脱臼、打撲などです。

その中でも多いのは筋肉損傷だと思っていて、肉離れなどの大きな損傷ではなく、筋肉や筋膜の細かな微細損傷の連続化だと考えています。
簡単にいうと小さな筋肉の炎症が何回も何回も起きてしまうことで、大きな損傷になってしまうという感じ。

どうしてそんなことが言えるのかというと、みなさんがやっている仕事や日常生活がそうさせていると考えているからです。

日常生活の中で仕事などに就くと身体の動かし方が一定化してきます。
「身体の使い方が一定化してくる」ということは、同じ筋肉や靭帯などに一定量の負荷がかかります。それが1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、3年、5年、10年と続いていきます。

そんな生活を続けているうちに筋肉の微細損傷というのは起こっています。

最初は微細損傷もすぐ治るのです。十分な栄養や睡眠が得られれば身体の回復も早くすみます。また、適度な運動などで筋肉の負担を分散できている人も一定量の負荷から身体が解放されたりします。

しかし、どんどん時間が進むにつれて何度も行われていく微細損傷は次第に少しずつ大きくなっていき、大きな傷になっていきます
また、生活のリズムや食生活の乱れなどにより身体の回復ペースも下がったりします。アルコールなども回復低下の原因の一つですね。

そして大きな傷になれば炎症が起きてしまい、痛みが発生すると考えます。

もちろん捻挫や打撲や突然の筋肉損傷が引き金になり発生する人もいるので、全てが微細損傷によるものだとは思っていません。

しかし、損傷がなかったのにも関わらず腰痛に悩んだり、肩こりなどに悩んでいる人の過程がこういう過程を踏んでいるのではないかと僕は仮定しています。


痛みの定着について

さて、痛みの発生が構造的に崩れたものだとしたら組織が治れば痛みはなくなりますよね。
でも痛みに悩んでいる人の多くは痛みが定着してしまっています。
どうしてそんなことが起こるかが不思議ですよね。

今から話すことも僕の一個人の考えだと思って読んでいただければ有難いです。

痛みの定着には自律神経が関わっていると考えています。
自律神経というと緊張とリラックスという言葉がしっくりくるかも知れませんね。

自律神経の緊張にも種類があります。

緊張にも『良い緊張』と『悪い(不快)な緊張』があります。
痛みの定着には『悪い(不快)な緊張』が大きく関わっています
もっというと『不快なストレス』です。

(※以後、良い緊張=緊張A、悪い緊張=緊張Bとします)

この緊張Bを感じると身体の防御スイッチがオンになり、力が入り続けた状態で日々を過ごすことになります。

ここで大事なのは緊張Bが何に反応するかです。

それは身体の痛みはもちろんですが、仕事上のトラブルや家庭内での悩み、人間関係や個人での深い悩み、トラウマなどで反応します。
この反応状態が長く続くと、本当は防御のために働いた反応が逆に身体を傷つけていってしまうものに変化し、回復どころか傷を深くしてしまうのです。

そしてこの状態がずっと続いてしまうと人間の脳というのは記憶装置が働く構造になっていて、痛みを記憶してしまいます

これが痛みの定着のメカニズムだと考えています。


心のモヤモヤに気付くことで身体が楽になる

お待たせしました。
ようやくここからコーチングのことを盛り込んでいきますw

緊張Bにさせる物事はたくさんあり、人によって複雑に絡みあっています。
実際に全てを消すことはできないかも知れませんが、減らすことは出来ると思います。また減らなくても少しサイズ感が見えるだけでも良いのかも知れません。

サイズ感もわからず、はてなボックスに入っている訳のわからない状態であれば、不安感や恐怖感は果てしないでしょうし、モヤモヤして気持ち悪さ満載です。

そのサイズ感もわからない物を把握できれば、戦った方が良いのか逃げた方が良いのかの判断もしやすくなります。
二つの選択も出来ない状態だからこそ、より辛くなり、痛みも強くしてしまうんだと思います

またモヤモヤに気付くと言いましたが、モヤモヤに気付かなくてもモヤモヤを考えたことから出てきた『本音のワード』が出てくるだけでも良いのかも知れません。

そこから先の解決や深堀りを選ぶのかどうかはクライアント次第です。

ただずっと伝えたかった、ずっと言いたかった、ずっと口に出せなかった『本音のワード』が出て来るだけでも、言って誰かに伝えた安心感があるだけでも、痛みの緩和になるのかも知れません。

それにはその人に焦点を当てて感情や思い、何をイメージしているのかを少しずつ吐き出させて具体化させていくことがとても大事なんだなと気付かされる日々を送っています。


人は言いたい事を我慢するから痛みを我慢する

これは全ての人がそうだという訳ではありません。
ただ単純に『痛い』を伝えるだけではないという事です。

人は誰かに伝えたいことがあります。言いたいことがあります。
誰に伝えたいのかは人それぞれあると思います。
何かがきっかけで伝えることを我慢してしまうのです。

・タイミングが悪かったのかも知れません
・伝えたくても伝える勇気がなかったのかも知れません
・誰かのことを思って言えなかったのかも知れません

言えないことなんてたくさんありますよね。
伝えたいことなんてたくさんありますよね。

だからこそ痛みも我慢するのかも知れません。
痛いと伝えることを我慢するように。

そんな我慢の世界に閉じこもっている人を少しでも助けてあげれたらとコーチングを学んで思いました。

きっとたくさんの『本音ワード』や『ストレスのサイズ感』などが人それぞれにあると思います。

その具体化や具現化のお手伝いが出来たら、心の痛みも身体の痛みも和らいでくれるのかなと思っています。

まだまだ僕の痛みとコーチングの関係性の深堀は続いていきそうです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

きんと


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