『金沢旅行記 @2020.11. (其の一)』
(当方にお運びくださいまして、誠にありがとうございます。
m(_ _)m
以下は、以前、別のSNSに別の名義でアップしました文章に、修正・加筆を施したものです。
この時の旅行は、2020年11月、
当時、件の「Go to トラベル」実施の最中でした。
他にも、…何せ、3年前の記録ですので、
この記事を公開致しました、2023年10月現在とは、色々と事情が異なる事柄もあるか…と存じます。
写真も、3年前の旅行の当時に撮影したものです。
「現在は実在しない風景・事物」…ということも、あるかも判りません。
(当時撮影した画像を記録した記憶素子は、スマートフォンごと紛失してしまったため、
元々の文章に添付したものより起こして使用しております。
そのため、少なくとも私の目には判りませんが、
若干の色調のズレも…と存じます)
以上、お含み置きの上、
よろしければ本文の方にもお付き合いくださいませ。
m(_ _)m )
金沢に行ってきました。
(このご時世、
特に「Go to」が一部停止になった今となっては、あまりに呑気な内容で、中にはお腹立ちの方もいらっしゃるかと思いますが、
個人的な記録として残しておきたいと思いますので、ご寛恕頂けると有難く存じます)
東京駅の構内にて「鶏と葱のトリュフ風味蕎麦」(←大体そんな名前でした…)を食し、
然る後に北陸新幹線「はくたか」に乗って、東京駅を出発。
ついでながら、北陸新幹線のホームからは、「のぞみ」がホームに入ってくるところも見ました。
東京駅の周辺では、
何やら、青葉が枯れただけ…という感じの、
くすんだ色合いの桜の期の葉を見たばかりでしたが、
碓氷のトンネルを抜けると、いきなり錦秋が広がっていました。
「からまつの林を出でて からまつの林に入りぬ…」
という、詩の文句が浮かびました。
千曲川を渡って、長野駅に停車。
長野駅から先は、JR西日本の管轄だそうで、運転手さんと車掌さんが交代します。
途中、何度も大きな川を渡りましたが、
その度に「遠くにきた…」という気分になり、
子供の時分のように「…どきどきわくわく…」しました。
新潟駅を過ぎるあたりから、天気は雨もよいに。
遠くから見る日本海は、
錆びた銀に群青を混ぜたような色合いの、
縮緬や麻の縮みのように、指先にごく細かい凹凸が触れそうな質感で、何だか妙に人恋しそうにも見えましたことです。
金沢の駅に着く少し前くらいから、天気はいくらか回復。
取り敢えず無事に金沢駅に到着しました。
駅の東口(兼六園方面)に向かうと、
例の鼓のような柱を持つ、大きな赭い木造の門がお出迎え。
金沢の駅前通りは、人も車も多く賑やかですが
その一本裏通りに入ると、時代のついた町屋があったりします。
そのまま裏通りを、大通りと並行に沿って歩いて行くと、
大きなお寺さんが見えました。
「真宗大谷派」の看板に、
「そう言えば、北陸一円は一向一揆の舞台だった…」と思い出しました。
お宿は、
「金沢表参道」こと、「横安江町商店街」の入り口近くにあり、
隣には、非常に興味深をそそる店構えの古本屋さんが。
結局、一度も敷居を跨がずに帰ってきてしまったのですが、
金沢再訪の折には、ぜひ訪れてみたい場所のひとつだと思っております。
(ここまでご覧くださいまして、誠に有難う存じます。
m(_ _)m
『金沢旅行記 @2020.11. (其の二)』|木ノ下朝陽(kinosita_asahi) #note #この街がすき
https://note.com/kinosita_asahi/n/n9af62ec7770c
に続きます。
よろしければ、引き続きお付き合いの程を。)
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