新しいアイデアかどうかの判断

前回新しいアイデアとは“誰も試したことのない混ぜ方”だと書きました。
では自分が出してみたものが他の人がすでに出したものなのかどうか、それがわからないと新しいとは言えません。

まずは、知ること

この世界に今まで同じものがあったかどうか、もしなければひとまず新しいものと言えるでしょう。
今はネットで検索すれば大体のことはわかりますが、最先端のものは実際にその場で行ってみなければわからないこともあります。
例えば芸術ならネットよりも実物を美術館で見ないと何が面白いのかわからないこともあります。さらに実験的な作品、新しい作品はギャラリーに行かないと会えないこともあります。日本だけでも膨大な数があるギャラリーのどこかわからない場所で、今日も新しいものが発表されているかもしれません。
どんな作品、どんなアイデアにしても、常にアンテナを張って探さないと出会えないのです。

一番こわいのは、知らないですること

もし自分が知らないで、あるいは少し調べて知った気になっていたら新しいものを生み出すのにこれほど遠回りなことはありません。
知らずに新しいものだと発表して、こういうもの既にあるよ、と他の人に言われて気づいてしまう。
考え抜いた結果出した物も時間も、浪費になってしまいます。
最初に調べて知っていたらもっと早く正解にたどり着けたかとしれません。

新しいものは誰も試したことのない混ぜ方でも、100%違う混ぜ方を探せる時はとても難しいです。実際には他と少し違う混ぜ方になります。そういう時は何が違うのか説明出来る言葉を持つ必要があります。
しっかり調べて知った上で自分のアイデアを客観的に分析して発表しましょう。

何が新しいかの判断

それは過去、現在においてどれだけ調べても未だやったことがないことを証明できる事だと思います。
そのためにまず過去の情報を徹底的に調べることから始めましょう。次第に、アイデアは絞られてくるはずです。


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