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週なか随想

note1本書くほどじゃないけれど。

今日はまだ週なかで水曜日だがもう疲れている。先週の土日が休みじゃなかったせいだろう。休日出勤はやむをえない仕事だが、代休取れの指示が休出終わってから昨日になってやってくるってどうよ? 人事課サボってない?

ドーピングの嵐

昨日は残業予定だったが予定が変わり今日に延期になった。それでホッとしたのと、早く終わらないで延びてしまったのでガッカリしたのと両方の気持ちがぐるぐるしていた。

身体はいつもしんどいので今朝はビタミン剤でドーピング。効くということは足りてないのかなあ。大正製薬のサイトによると、エネルギー代謝が低下すると疲れを感じやすく、そのエネルギー代謝にはビタミンB類が重要なんだそうだ。でもおたくの某○ポビタンDはまったく効かないよわたし。

効くのはQP○ーワゴールド。それもαやiではなくAが効く。なぜAだけなのかはわからない。飲んですぐ元気になるのではなく、だるくて働きたくない時に飲んでしばらくするとサクサクてきぱき仕事している自分に気がついて驚くのである。でも友人はまったく効かないと言う。オットも効かない。別の友人は効く。人(体質?)によって違うようだ。○リナミンAは油焼けのようなゲップが出る割に効いた感じがない。○ョコラBBは口内炎には効くけど疲れには効く感覚がない。というわけでQPを愛用している。市販されているビタミン剤を指示通りに定量飲むのだから、まあいいよね。

ドーピングしたせいか多少仕事が進んだ。ただし昼過ぎからはまたへばって、少しの間、真っ白なあしたのジョーになっていた。バーサンになっても働けるのはありがたいがもっと体力付けなきゃと思う。基礎疾患ありの身はやっかいだ。

すごいなあ

山羊メイルさんの小説がすごい。何がすごいって語彙が乏しいからうまく言えないのだけれど。

山羊さんの小説はスパッスパッと歯切れの良い文章がどんどん物語を進めていく。事実と行動しか書かれていないのに行間から情緒がにじみでる。すでにスタイルができていて読めば山羊さんの作品だとわかる。それってすごいことだと思う。しっかりした出版社の敏腕編集者がつくべきだとずっと思っている。

しかしどうしてこんな世界が描けるのか。歌舞伎町でお仕事していた経験がおありなのか。わたしには絶対書けない。舞台だけでなくひとの心の機微も。素直にうらやましく、次作も待ち遠しい。

毎日続けること

わかっている、毎日続けることが大事なのだと。だけど「やろう」と決めたラジオ体操も気づくと何もせず一日が終わっていることが多い。

ラジオ体操なんてあなた、へでもないでしょ。だけど年取るとあれがしんどい。この間一念発起して久しぶりにやってみたら翌日ももの裏側が痛いので参った。身体を前に曲げる運動の時にいきおいよく前屈したら腿裏の糸ほどしかない筋肉が固くなってて引きつれたらしい。ラジオ体操第一で筋肉痛。自分であきれて声も出ない。

ピアノもね、弾きたいとこの間つぶやいて。
家にある電子ピアノの電源を何年かぶりに入れて、メトロノーム音に合わせてハノン(とても機械的な指の練習)を弾いた。そうしたらちょっとだけ昔弾いていた曲が、ほんのちょっとだけだけれど、弾けたわけ。8小節くらい。8小節じゃ曲にならないけどね。

けれど翌日も、その次の日も、続けてやらないと上達はしないのだ。楽器も身体運動だから。どうして毎日できないかなあ。あっ忘れていたと気づくのはいつも深夜で、寝ないと翌日持たないので寝ちゃうのだよね。

明日は何とかやってみよう。ラジオ体操は職場で仕事中にこっそりできるので、夕食後にダラダラしていないでピアノを弾いてみよう。忘れないこと。絶対に忘れないこと。どこかメモに書いておこう。そしてそのメモをなくさないこと!

好きは何処

好きノートを買った。谷川俊太郎の。ひと目見て本に呼ばれたので迷うことなくお買い上げした。そういうことが時々ある。

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これは本なのだけれどノートで、見開きの片側に谷川さんの問いかけと短いエッセイのような文章が、もう片側に何でも書ける罫線や白紙のページがある。買った人が自由に何でも書けるようになっている。だからノート。

「一番好きな言葉は」

この第一ページの質問にとっさに答えることができなかった。好きな言葉が思い浮かばない。谷川さんが既に「好きな言葉は『好き』」なんてお手本のような文章を書いていたせいではない。何が好きなんだろう。自分は何に心惹かれるんだろう。そんな簡単なことがいつまでたっても出てこない。

枯れてるなあ。どうしたら潤いが戻るんだろう。身体の老化は仕方なくても心の老化は気持ち次第なんじゃないか。ときめく気持ちやワクワクする思いはどこに行ってしまったんだろう。ずっと迷子になっている。

このノートにひとつずつ「好き」を集めていったらいつかは柔らかく温かい心が帰ってくるだろうか。それを信じて、少しずつ、書こう。





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