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佐藤可士和展に行ってきました。

4月24日、緊急事態宣言により突然の閉幕が告げられた佐藤可士和展。来月行くのをとても楽しみにしていたので、エーーーーッと家で叫んでいました。そして急遽、最終日となった24日に行ってきました。

バタバタと向かったけれど、行けて良かった!本当に面白かった。
会場内は混んではいたものの、日時指定付きチケットで時間ごとに入場が制限されていたので、作品を遠くからしか見れない…とかは全く無く、割とゆったり鑑賞することができました。

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どういう経緯で、何を解決するために、どういう狙いでこのデザインになったか、というのが詳しく知れて、なるほどー!凄いー!面白いー!となることが多かったです。

中でも印象的だったのが、今治タオルのロゴ。なんとなく太陽と海なのかなと思ってたのですが、そういった今治の恵まれた自然も表現した上で、今治の頭文字「i」にもなっていると聞いて、はえー!ほんとだー!「i」だー!と感動しておりました。
(↓我が家にある今治タオル)

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コンセプトに沿いながらも、かっこよく面白く、文字がデザインされているものに、私は惹かれるんだなと思いました。

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それと、なるほどなあと思ったのは音声ガイド。
係員の人に案内されたQRコードを読み込んだら、音声ガイドが聴けるサイトへ飛べるという仕組み(無料)。今まで500円ほど追加で払って、専用機器を借りる、というのしか体験したことがなかったので、なんて画期的なの〜と思いました。あと、帰宅してからもサイトは見られるので、撮影した展示写真を見返しながら家でゆっくりと聴き直せるのもすごくいいなあと思いました。(利用有効時間があるようで今は聴けませんでした。)

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街中に溢れる有名ロゴが巨大化されている面白空間&写真撮影OKなので、普段美術館に足を運ばない人も多く来場したんじゃないかなあと思いました。
Instagramで「#佐藤可士和展」と検索すると1.7万件もヒットして、普段コーディネートや化粧品などの購入品をアップしている人たちが、巨大なセブンイレブンやユニクロなどの前に立って撮影した写真や自撮り写真を載せているのを多く見かけて、インスタ映えスポットというか、テーマパーク感覚で楽しめる力もあるのが面白いと思いました。私もそのうちの1人で、展示内容も楽しみにしていたけれど、行く前にTwitterで幾つか目にした会場写真を見て、面白空間を体感したいという気持ちになりさらに行きたい欲が強まっていたのでした。

ゴールデンウィークに行く予定だった人もたくさんいただろう、緊急事態宣言が発令されて、仕方はないとはいえ、こんな突然の終了は残念すぎるなあと思いました。鳥獣戯画展も再開未定になってしまったし…。去年も同じようなことが何度もあったな…。延長もしくは巡回したらいいなあと思うほど良い展示でした。

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