**************** 全てが終わった今更だからかもしれないが この日が大きく変えたんだと思う。 冷たい雨が降る日 大量の荷物を一人で下ろす彼に 『いつもありがとうございます』 そう言っていちごミルクの飴を渡した ああ、かわいい そう声が出るのを抑えたのを覚えているくらい 満面の笑みで 『ありがとう』 そう言ってくれたのをいまでも思い出す
同じ世界を生きている知らない誰かの忘れられない話だと思って聞いて欲しい。 ******×**********1 それは ありふれた日常で、わたしの職場に荷物を運んでくる配達員の彼 『おはようございます』 『サインお願いします』 そんな定型文な会話を繰り返す毎日 それ以下もそれ以上もない そんな毎日が続くと思っていた。 『今日は髪クルクルですね!似合ってます』 そう言われるまでは なれてる、チャラい、危ない そう、本能が言っていたのに 純粋だったあの頃のわたしは…
記憶力はあまり良い方ではない。 今思い出せる昔の記憶、ハッキリと思い出せるのは高校生活からくらいだ それより前はほんの一部しか思い出せない そんな私の記憶の中に鮮明に残っている出来事がいくつかある 今回はその中の1つを それは小学校低学年の頃の話 うちは親が共働きで小学生の頃から鍵っ子だ 誰もいない家に帰るのが当たり前で、日が暮れた頃に親が帰ってくる。 早く帰ってきた人が洗濯を寄せそのまま畳む 決めたわけではないか我が家のルール 帰ってくる時間が1番早い事が多かった私は必
どこの会社でもそうなのだろうか お昼時間に別に特別仲良くもない女性社員たちは 皆で机を囲みお昼ご飯を食べはじめる 入社した時からご飯はここでと紹介されその輪の中にいる 始めから1人を選択していたらまた違ったかもしれないが、入社したての私にその選択肢はない 当たり障りもない会話をし 裏では悪口を言い合ってる人が表向きに仲良く話していたり(これはすごく謎だ) すこし携帯をいじりながら 1時間の休憩は終わっていく この中にいる事がたまに辛くて抜け出したくなる わたしが思って
noteをはじめるにあたりこの先の私へ記録しておきたいことを。 夏休みの宿題で一番苦手だったもの 読書感想文 見本の文章を似た言葉に必死に変えながら書いたのを思い出す 当時の私はそれになんの疑問もなく、 なかなか良く書けた、それが正しいとそう思って書いていたのだろう そこにはきっと自分の言葉なんて1つもなかったのに 今でも私は文章を書くのが苦手だ 極力その道を通らないように生きてきた 言葉にするという事が自分をさらけ出すことのように感じて恥ずかしい 笑わ
はじめまして 何か新しいことを始めてみようと コロナで自粛を求められるこの時期、人並みの発想で新しいことを初めてみたくなった。 新しい季節に 『自己紹介をお願いします』 と言われるのがとても苦痛だった これといって紹介することもないいわゆる平均にいるのが私 ただ、私を知らない人がいる世界で 自分の言葉で今の私を書き留めたくなった ただの 自己満 になるであろうこの言葉を何日後何年後かの私がどう思うか 少し興味がある