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親子で泣いた感動の演奏会から感じた父親のメッセージ

昨日(2020/11/22)は次女のピアノの演奏会を見に行ってきました。


僕、嫁、長女、義理の父母、義理妹夫婦の総勢7人の家族が一度に集まりました。


娘の晴れ姿を見ようと、朝からワクワクしながら準備をし、
車で会場へ向かいました。


会場の駐車場に着いた時、嫁からの一言

「あっ!!〇〇先生に渡すプレゼント忘れちゃった!!」

「どうしよう。。」

と、一瞬沈黙の中、嫁からの一言

「また近々会うし、その時渡せばいいかぁ」

そんな言葉を口にしました。


その時僕は、

「今日の日に備え、プレゼントを渡すための準備をしてきたんだろうなぁ」と思い、

「俺が取ってくるから、受付だけやっておきなよ!」と言い、
もう一度家に引き返し、先生に渡すプレゼントを取りに行きました。


家に戻る途中ハッとあることに気付きました。

それは「バタバタと焦った気持ちや言葉は、これから舞台で演奏する娘に伝わってしまう」と思い、

「とにかく穏やかに娘に接すること、いつも通りのママでいること」

そんな声を嫁にかけました。


会場に入り、家から取ってきた、先生のプレゼントを嫁に渡し、
なんとか間に合うとこができました。

「あぁ間に合ったぁ!お父さんの役割ってこれでいいんだ」と思う自分がいて

笑顔になれた嫁を見ることに満足げな僕がいました。


小さなことかもしれないけど、

”人は誰かの役に立てた”という経験は嬉しいですからね!

そして夫婦の関係もこういった小さな助け合いが絆を深めて行くんだろうなぁと思いました。



今回の演奏会は娘が習っているピアノ教室の発表会です。

大好きな先生との連弾での演奏なので、娘も本当に練習に打ち込んできました。


そんな発表会を迎えるにあたり、
日頃から部活もやり、塾にも行き、もちろん毎日学校にも行き、

多忙な生活の中、練習を惜しまずに続けてきた本番です。


もう、娘の順番がくるまで、何組かの子供たちの演奏を聴きながら、娘の頑張りを思い出してしまい涙が止まりませんでした。


当然、娘以外の子供たちも、どんな生活をしているかはわかりませんが、
きっと、今日と言う日のために、本人の頑張りはもちろんのこと、それを支える、
お父さん、お母さんの頑張りがあっての発表会だと思います。


お母さんは、当日に着る洋服選び、髪型、ネックレスなど、我が子の晴れ姿を誰よりもイメージして、今日という日のために準備してきたと思います。

もちろん家事や育児、炊事に洗濯、掃除など毎日欠かすことのできない家のお仕事もこなしながら。もしかすると外でのお仕事もやりながらの準備だったかもしれません。


一方のお父さんは、我が子が通うピアノ教室のために、文句ひとつ言わず、一生懸命お仕事をしてお金を家に入れてくれているはず。

そのお金があってピアノ教室に通えることができています。

もしかすると、行きたい飲み屋にも我慢してきたお父さんもいるかもしれませんね。


そういったことを考えると、主役である子供たちは、もちろん誰よりも輝き、誰よりもスポットライトを浴びるのは当然ですが、本当はお父さん、お母さん、家族全員の発表会であり、家族全員の気持ちが繋がった演奏会なのではないかと思います。


娘の演奏も本当に素晴らしい演奏で、ボロボロ涙をこぼしながら動画を撮り続けました。


舞台に上がった娘は、ひと回りも二回りも大きく見えました。

子供の成長をこんな場面で見届けられたことに、本当に嬉しく、感動して、涙腺が壊れてしまった父親がいました。


「いっぱい頑張ったね!」


そんな言葉を泣きながらつぶやいていた僕がいました。

普段の甘えん坊で小さな娘が大人になって行く瞬間を観れました。


その晩、寝る前にほんの数分の時間ではありましたが、今日の感想を娘と話す機会がありました。

やり切った本人からは「楽しかったよ!」

そんな一言

でも、その一言に全てが集約されていたと思います。


そして、僕からは、

「今日の演奏会はあなたが主役、素敵な演奏と大きくなったあなたを見れたことに感動だったよ」

「そして、その主役であるあなたを支えるパパとママがいたから今日という日が実現したんですよ」

そんな言葉をかけてあげると、娘の大きな瞳からは涙がポロポロ流れてきました。

今度は親子で大号泣でした。


きっと、演奏会が終わった達成感と同時に、いろんなことを振り返っただと思います。


ありがとう!パパはその涙から、あなたの頑張り、家族を思う優しさ、一生懸命に取り組む姿勢、めげない心を感じました。


そして今日の頑張りをこれからの学校生活、部活、そして毎日の生活の中で活かすことができると信じています。


本当にお疲れ様でした。

世界で一番かわいいあなた

パパより

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