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ばね指になってしまった
皆さん、『ばね指』ってご存知ですか。
ばね指は、指に起きる腱鞘(けんしょう)炎で、曲がった指を伸ばそうとするときに、ばねのようにカクンと急に戻ります。
指の曲げ伸ばしが困難になり、腱鞘がはれて痛みを生じます。
ネット情報によると、腱鞘炎は『手指をよく使う人』『更年期以降の女性』『妊娠・出産期の女性』『糖尿病の人』『人工透析を受けている人』『関節リウマチの人』がなりやすいようです。
私は、病院で紹介してもらったエクエルとネットで見つけたストレッチ(とくなが法)で克服しました。
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が、解決法を見つけるまでに10ヶ月も掛かりました。
そして今、もっと早くに『とくなが法』を見つけていれば、あっさり解決したかもしれなかったなぁと思っています。
『ばね指』と言っても人それぞれ症状は違うと思いますが、同じように困っている方の参考になれば幸いです。
この記事では、まず最初の頃の私の症状を紹介します。
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はじまり
1年前のある日の早朝、左手 中指 と 中指の付け根 の違和感で目覚めたところから始まりました。
中指の付け根を中心に、左手が強張るような少し腫れがあるような感じで、自力で手を開くことができないのです。
え゛???
その時は、右手を添えて手伝えば、左手を簡単にパーにできました。
あれ?
試しにもう一度。
左手をグーにして。。。今回は、問題なく左手だけでパーにできました。
あれ?? さっきのは何だったんだ???
以降その日は、全く通常通りの動きができたため、まぁ、そんなこともあるのね、くらいで済むはずでした。
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明確に症状を自覚する
次の日の朝4時頃、また同じような症状で目覚めました。
え゛? また???
右手で開いてあげればいいんでしょ?
うん、開いた、開いた。大丈夫。
そうして朝7時頃になれば、ふっつーに使える程度に戻りました。
これを毎日繰り返していましたが、徐々に、何となく、少しずつ、普通に使えるように回復するまでの時間が長くなっていくように感じました。
また、違和感ではなく、確実に『痛み』で目覚めるようになっていきました。
そして更に数日後、早朝に何とか頑張って左手だけでパーにしようとすると、『ばね指』の典型的症状*が現れるようになりました。
*ばね指の症状
曲がった指を伸ばそうとするときに、ばねのようにカクンと急に戻ります。
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病院で診てもらう
また、ばね指の症状から遅れること数週間、今度は両手首、足首にも違和感が現れ出しました。
更に、歩き出し時に足の甲に痛みが走るようになってきました。
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手に関しては、左手をかばい過ぎたためか、右手も痛くなり、両手共にうまく動かしにくくなり出しました。
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おかしい! さすがにおかしい!! もしかしてリウマチ?
ネットによると、リウマチなら早めの治療が有効だそう。
結果、近所の整形外科で『ばね指』『ロコモ*予備軍』と診断されました。
ロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)
運動器の障害のために立ったり歩いたりするための身体能力(移動機能)が低下した状態。ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高くなる。
更年期の女性は、関節痛、腰痛などを訴えることが多くなるそうです。
私の周りにはそういった方がいなかったため、これが更年期障害だなんて思いもよりませんでした。
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処方薬とトレーニング
1.ゼスタッククリーム
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炎症を抑え、痛みを和らげてくれる薬です。
ステロイド注射を受けるまで、左手の中指と付け根部分、掌に毎日毎日塗っていました。
私の場合、塗らないより塗った方が痛みはましにはなるけれど、問題が解決する程の効果は感じられませんでした。
2.エクエル(エクオール)
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これは薬ではなくサプリメントです。初回は病院で購入しましたが、サプリメントなので保険適用外です(全額自己負担)。
2~3ヶ月くらい飲み続けると効果を感じる人がいるけれど試してみますか?と病院で紹介してもらいました。
私の場合、2ヶ月弱で少しずつ手足の痛みが和らいできたように感じ始めました。
さて、今、エクエルを飲み始めて、1年数ヶ月経ちました。
できれば卒業したいところではありますが、止めると痛みが再来するので、まだしばらくはお世話になる予定です。
3.運動療法
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変形性膝関節症の運動療法『自宅でできる簡単トレーニング』を教えてもらいました。
2週間程で変化を感じますよと教えていただいたのですが、そもそも両足首、両手首と痛む症状の部位が違うからか、特にこのトレーニングで痛みが改善したとは感じませんでした。
エクエルが効き出したと感じた頃に、無精の私はトレーニングを止めてしまいました。
およそ初期は、こんな感じでした。
リウマチではなく腱鞘炎、関節痛だったこと、そしてそれが更年期障害の1つであることを知りました。
問題は解決していないけど、状況は理解した初期でした。
次回は、痛みと戦う中期、整形外科で受けた注射とその効果、経過を紹介します。
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