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【賃貸VS購入】シミュレーションに使った数値と計算方法

 こんにちは。関西で終の棲家を探しているサハラと申します。

 今回は、前回のシミュレーションに使った数値について、具体的にどう算出したのかを紹介します。

前回のシミュレーションはこちら

1.土地、建物の価格

 『経年減価補正率表』をもとに下記のように仮定しました。

土地と建物の価格設定

2.物件購入時の諸費用

 シミュレーションを簡単にするため、住宅ローンを利用せずに購入する想定としました。

 諸費用は仲介手数料印紙代登記費用火災・地震保険料(5年分)公租公課で、物件価格の5%としました。

■物件購入時の諸費用
【エントリー1】築7年マンション   2,145,000円
【エントリー2】築1年戸建て     2,095,000円
【エントリー3】築25年戸建て   1,440,000円

3.固定資産税

 不動産を持つと、土地と建物それぞれに対して固定資産税がかかります。

固定資産税

今回のシミュレーションでは、下記のように仮定し計算しました。

固定資産税(2年目)の計算例

4.都市計画税

 市街化区域内に土地・建物を持つ場合にだけかかります。

都市計画税の算出方法

 固定資産税の場合と同様に、下記のように仮定し計算しました。

都市計画税(2年目)の計算例

5.火災保険・地震保険料

 当然ですが、保険会社、建物の所在地、構造、専有面積、補償内容等で料金が変わります。

 実際には、物件が決まってから複数の保険会社に見積もりを取ることになりますが、今回は、分かりやすく下記のように仮定しました。

火災保険・地震保険料(年額)
 マンション  3万円
 戸建て    6万円
 賃貸     1万円

6.改修、リフォーム費用

 将来のことは分かりませんが、出来るだけ実情に近付くよう、費用を仮定しました。

7.防犯対策

 昨今の事情から防犯対策は必須だと思われます。

 マンションや賃貸では既に防犯対策が取られていますが、戸建ての場合は各自で契約する必要があります。

 セコムALSOK等と契約するかどうか悩ましいところですが、今回のシミュレーションでは費用として入れていません

契約するなら
・初期費用(6~8万円)
・毎月7,600円程度
が上乗せされます。

 もし70年間ずっと契約し続けたら(!)、約640万円となります。

戸建ては防犯対策が必要?

8.引っ越し費用

 どの物件を選ぶにしても、1度だけ引っ越します。

 【エントリー4】では11年後、賃貸契約します。諸費用は不動産会社への仲介手数料敷金・礼金等で、家賃5ヶ月分としました。

■引っ越し費用
購入  20万円(引っ越し代のみ)
賃貸  80万円(引っ越し代+契約時諸費用)

 一消費者である主婦が、個人的に調べた内容を記載しています。計算方法など間違っている場合もありますので、あくまで参考として見ていただければ幸いです。

 今回は、シミュレーションに用いた数値を紹介しました。

 次回からは、戸建てについて調べた内容を共有します。


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