手首や指の痛みと筋膜の関係って?

スマートフォンやパソコン・マウスを使っているとき、
日常生活での家事や育児中、

手首や指が痛い、、、😣🖐️

それ、筋膜の硬さが影響しているかも!



仕事でパソコンやマウスを使用しすぎて手首が痛い
スマートフォンを使うと手首や親指が痛い
手首が痛くて、腫れている
手首や指に力が入らない
指が思うように伸びない、指の曲げ伸ばしでカクンとする(ばね指)
手首や指が痛く、テニスやゴルフなどスポーツが楽しめない
手首や指が痛く、趣味の編み物や楽器演奏などができず困っている
腱鞘炎と判断され、手術を勧められたが、できれば手術はしたくない
腱鞘炎や肘痛でいつも痛め止め薬に頼っている
手首を動かすと肘まで痛みが出る
抱っこのしすぎで、手首が痛くなった


こんな症状、ございませんか?👀💦

腱鞘炎(ばね指)は、手首や指に多く見られ、
仕事や日常生活で手を使う作業が多かったり
パソコンやスマートフォンなどで手や指を使いすぎたりすることで発症します。

一般的な腱鞘炎の対処法の多くは、電気やもみほぐし、湿布などです。
これらは緩和ケアであり、そのときは楽になるかもしれませんが、
根本的な改善とはなりません。
また、手首や指をサポーターなどで固定しておくこともあまりお勧めできません。
固定することにより筋肉や筋膜、関節やその他の組織を固めてしまい、
サポーターを外してからも手首や指の筋力低下や動きの制限が残ってしまいます。

そもそも、腱鞘炎の「腱鞘(けんしょう)」とは
指を曲げたり伸ばしたりする腱を包み、
腱がスムーズに滑り動くように支える働きをする組織です。
刀の鞘(さや)のようなイメージですね。
腱鞘炎(ばね指)は、この腱鞘と腱の間の滑りが悪くなって、
摩擦が生じることで炎症が起き、症状が出てしまうものです。

腱鞘炎の原因として多いのが、慢性的な手首や指の使い過ぎによるものです。
パソコン作業やスマホの長時間使用、
テニスやゴルフなどのスポーツ、
楽器の演奏や手芸、
飲食店では重い調理器具を扱ったり、
食器などの洗いもので手首を多く動かしたり、
重いものを片手で運ぶ作業が多いホールスタッフを行っている方々が
発症しやすいです。

慢性的に手首や指を酷使することで、
指や手首周りの筋膜の硬さ(シワ・よじれ、動きの悪さ)を作ってしまいます。

筋膜とは全身を覆っているボディスーツのようなものです。
筋膜にシワやよじれが生じると身体の組織が硬くなりコリや痛みが出現します。
筋膜には痛みを感じるセンサーが非常に多く存在し、
筋肉の10倍も多く存在しているといわれており、
筋膜にシワやよじれが生じるとセンサーが敏感になり、
「痛みを感じやすくなってしまう」という仕組みになっています。
また指や手首周りを覆う組織が硬くなるために、指や手首自体に動きにくさをも生じさせます。

この手首や指自体の「痛みの感じやすさ」「動きにくさ」を根本から改善する
ためには、筋膜の硬さ(シワ・よじれ、動きの悪さ)を解消し、
痛みの感じ方を正常に戻し、
手首や指自体を動きやすい状態に戻す必要があります。

また腱鞘炎の原因で、もう一つ重要な問題となるのは、
ただの「使い過ぎ」だけではなく
「正しくない動きの状態で使い過ぎること」です。
手首や指の動きは、肘・肩関節、肩甲骨周囲、体幹と連動しています。
猫背や反り腰などの姿勢の歪みが起こり、
肘・肩関節、肩甲骨周囲、体幹に負担がかかり動きが悪くなることで
結果的に手首や指がその負担を肩代わりし、
腱鞘炎の症状が出現する場合も多くあります。
手首や指以外のところに負担や動きの悪さがあると、
それをかばうようにして手や指が余計に力を必要としたり、
手や指がより大きく動かなければならなくなります。

このように、腱鞘炎(ばね指)、手首や指の痛みだからといって
患部だけに原因があるとは限りません。
手首や指だけが改善しても、症状がスッキリ改善しないことが多くあります。

腱鞘炎(ばね指)の症状の根本改善には、しっかりと身体全体の状態を調べて、
手首や指以外の部分にも負担がないか、また
姿勢の歪みにより肩・肘・肩甲骨・体幹に動きの制限がないかなどを
チェックしていく必要があり、
その根本的な原因を見つけ出していくことがとても重要となります。

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