初心者がバイナリーオプションで300回取引した結果
こんにちは、きんくまです( @KINKUMACH )
IG証券で株価指数バイナリーオプション(ラダーオプション)を2週間ほどで、300回取引しましたので、結果と所感についてnoteに書き留めておきます。
バイナリーの中でもニッチな世界なので、エンタメとしてお楽しみください。
はじめに
成果
厳密にはバイナリー取引回数は295回です。
結果としては+27.2万円です。
取引しているのは、IG証券の株価指数バイナリーオプションです。
具体的には3銘柄が中心+補助的に3銘柄になります。
なお、バイナリーオプションの清算日(時間)は以下の通りで、
だいたい1時間~2時間おきくらいに取引ができるイメージです。
(当日)とある銘柄は6時間以上の取引時間がある銘柄で、タイムディケイの恩恵が大のためよく取引しています。
11:00 オーストラリア200
11:30 日経225
13:00 オーストラリア200
15:00 オーストラリア200・日経225(当日)
15:15 オーストラリア200(当日)
17:30 香港ハンセン(当日)
18:00 英国FTSE100
18:30 シンガポールST(当日)
20:00 英国FTSE100
22:00 英国FTSE100
23:00 ダウ工業株30
24:00 英国FTSE100
24:35 英国FTSE100(当日)
25:00 ダウ工業株30
27:00 ダウ工業株30
29:00 ダウ工業株30
29:30 ダウ工業株30(当日)
基本は勝ちのときは+3,000~+20,000円プラスになるオプションで、コツコツやっている感じです。
負けのときは-30,000円~-150,000円程度のリスクでやっています。
ドカン幅が大きくなりすぎないよう調整はしますが、取引ベースは高勝率のコツコツドカンですね。
ドカンをどれだけ減らせるのか、というのを修行していくスタイルです。
なぜ株価指数バイナリーオプション?
バイナリーオプションというと、一般的には「ハイローオーストラリア」に代表されるような、FXのエントリー時点から高いか低いか2倍のペイアウトで取引するものが圧倒的に多いです。
ちょっとTwitterやブログでもバイナリーを調べてみましたが、ほとんどがハイローオーストラリアです。
いや、みんなハイロー好きだなー、そして怪しいな~と思うものばかりですが、きんくまは健全?なのでご安心ください。
FXは遊びですることはあっても、研究的な視点で取引することは金輪際ないと思っていますので、ハイローは当然やりません。残念!
バイナリー初心者とは言いましたが、ちょっと前にGMOクリック証券のバイナリー(株BO)で遊んだことはあります。
GMOだけでなく国内証券でもバイナリーの「ラダーオプション」が取引できるところが多いです。
しかし国内証券のラダーオプションは例外なくラダー数が少なく、欲しい行使価格のオプションが無かったりします。
例えば、GMOクリック証券ではわずか7本しかなくエントリーの自由度が低いです。
結果として、ちょっと無理した行使価格の取引しなくてはいけなくなるため、10万円くらい損したところでやめました。
まぁ、この時はそこまでバイナリーにハマる要素も少なかったので、すぐやめることができました。だって巷で言われているアブナイものですしね…。
IG証券に開設した当初は、あくまでVIXショート戦略をこなすという目的がありました。(→別記事参照)
つまり、バイナリーをやろうと思って開設したわけではなかったのですが、、、、正直なところ、バイナリーにこんなにもハマるとは思いもよらず。
多分、ハマった理由は以下の2点かと思われます。
つまり、バイナリーオプションのエントリーの自由度とプレミアムが高い分、テクニカルで取引ではなく、ファンダメンタルで取引ができるという画期的なシロモノだというところが心にブスッといったと思われます。
当然、為替(FX)より株価指数の方がファンダメンタルを反映しやすいので、現状取引するのは、株価指数バイナリーオプションをやっている、という感じになります。
取引戦略
取引戦略として、大きな時間足で見る「トレンド」の面と小さな時間足で見る、「テクニカル」の面があります。
トレンドの面
トレンドの形成は「世界の7割の株価を持つ米国NY時間で形成される」と考えています。
つまり、米国株に引っ張られて、アジアや欧州の株価も上がったり下がったりする、という前提で取引戦略を練ります。
分かりやすく言うと、S&P500が下がれば、その翌日のアジア・欧州の株も下がるし、S&P500が上がれば翌日のアジア・欧州の株も上がるというシンプルな考えです。
翌日11:00からの取引となるオーストラリア200のバイナリーは、前日や当日のS&P500の動きから、上がる・下がるの一方向のみBETします。
ザラバでコールをプット(上がる/下がる)に持ち替えるようなことはしません。
(何度か試しにザラバでコールとプットの持ち替えやったことがありますが、ことごとく失敗しました。)
したがって、アジア時間は比較的トレンドに素直で、勝率が高い傾向になりました。
逆にNY時間22:30以降は、S&P500の値動きも激しくなり、短時間のオプションの危険度が増します。ヤラレの大部分はNY時間以降の短時間オプションなので、ここは取引を控えた方が良いと感じました。
テクニカル面
基本的に、勝ちたいので、アウトオブザマネーのポジションを取ります。
現在価格がダウ工業株30が29800ドルであれば、30550ドル以下でれば勝ち、というかなり外側の「ヨコヨコ」もしくは「微上げ」相場でも勝てるコールオプションの売りを仕掛けます。
ただ、これだけだと勝ちが小さいので、もう少し勝ち額を大きくするために、もうひとつ現在価格より近い30350ドルのコールオプションの売りを追加で仕掛けます。
こうすることで、ポジション構成として30350ドル以下であればプラス、30550ドルまではトントン、3550ドル以上は損失、と想定と逆方向に動いたときもリスクヘッジをすることができます。
損益のグラフとしては、以下のようなイメージです。
損益グラフは緑色のような形になり、疑似的にバーティカルベアプットスプレッドと同じポジション構成となります。
今のところ、コレを2段階、3段階と清算時間がせまるごとに現在価格に近付けるオプションを少量追加していき、最終的に1~2万円くらい拾っていく、という感じです。
なお、オプションは5.0ドル~20.0ドル(100ドルペイアウトのショートなので、負ければ95ドル~80ドル)あたりの、80%以上の勝率がある、固いオプションを中心に取引します。
なので、勝つときは+6,000円、負ける時は-30,000円くらいになるんですね。
相場と逆方向に動いて、ハイローと同じような状況(現在価格=行使価格)になると、オプションは50ドル前後になるため、早めに損切りというようにしてリスクを減らすこともしています。
これだけでヤラレは半分になります。
しかし、あと10分とかでハイローと同じ状況になると勝負したくなってします心境もあり、ギャンブル魂を諫めることが課題です(^^;)
おわりに
という感じで、2週間で300回取引してみた結果をつらつらと書いてみました。
ポジション取りというよりは、ヤラレを小さくする工夫をどこまでできるのか、インザマネーのポジションで勝つ方法はないのか、など色々試しているところです。
いずれにしても、知見がまだまだ浅いので、もっと精進していきたい所存です。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました!
大変御粗末様でございました!
本記事が皆様により有益な情報となれば幸いです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦の心持ちでご覧いだけると嬉しいです。
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