6. ソメイヨシノ@助六夢通り
今日の樹木
名前:ソメイヨシノ(エドヒガンとオオシマザクラの雑種)
分類:バラ科サクラ属、落葉広葉樹
原産国:日本、江戸時代末期ごろ
浅草駅から隅田川沿いに北へ伸びる助六夢通り。
気になる名前だったのでネットで由来を調べていたら、何と台東区HPの「道路通称名・道路愛称名」に主な通りの通称と地図、更に由来が紹介されていました!これからの参考にもなるし、今まで歩いた通りもおさらいできる貴重な情報ゲット😊
ちなみに助六夢通りは、歌舞伎の演目「助六由縁江戸桜」の花川戸助六にちなんだ通り名とのこと。夢が挟まりロマンチック度がアップ。
この通り沿いは桜の名所で、お花見シーズンは沢山の人で賑わいます。今月下旬には、看板のようなピンクな景色に変わっているでしょう。
今回は、全体的に茶色で、まだあまり注目されていないであろうソメイヨシノを観察しながら歩きました。
キになる① 冬芽ぷくぷく
遠目からも冬芽がたくさん。先月に見たイチヨウ桜はゴツゴツした逞しさを感じる枝ぶりだったけど、ソメイヨシノはしなやかで繊細な感じ。
太陽の光を求め、のびのびと。食べ盛りの子ども達の様。
ぷっくりした冬芽の先には、白い産毛がついていてカワイイ。これらの芽は、あとちょっとで葉や花に。今この冬芽の中では、開花に向けて日々準備が行われているんだろう。すごいなー。
キになる② フライング
幹にはところどころ、K-POPでいう新曲をリリースする前のティーザー(予告映像)みたいな、フライング組が!
幹からダイレクト生え。養分がまわってくるの早いのかなぁ。
燃える小さな緑の炎。新曲は、こんな向上心の溢れるテーマに違いない。
キになる③ 地衣類の世界
開花したら花に注目がいってしまうので、今のうちに幹をじっくり見て、地衣類の繰り広げる世界に浸ることに。
そこは偶然の織りなすコラボレーションアート。幹の上の大自然シリーズ、思いつくままにタイトル付けます。
「抹茶の滝/ Green Tea Waterfall」
「下町ジャングル/Downtown Jungle」
「ウメノキゴケ雪景色/Parmeliaceae Snow」
ちなみに地衣類とは菌類と藻類の共生したもので、樹齢の高い木によく見られ、病原菌と違って樹木への直接の悪影響はないようです。
今日の寄り道
助六夢通りには、おしゃれなレストランやカフェがちらほら。今回は黄色と黒の看板が目を引くハチミツ屋さん「BEE FRIEND SHIP」へ。
ハチミツクレープをテイクアウトして公園で食べました🥰
☆3.16追記☆
幹から出る芽は胴吹き(どうぶき)といい、弱っている木が若返ろうとしているサインでした!
参照「まるごと発見!校庭の木・野山の木① サクラの絵本」
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