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昭和のgifted

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「できない子の気持ちをわかってあげよう」という優しさの押し付けが強かった時代に“変わり者”と言われていた私。 「個性を重んじる」時代に突入して突然憧れられたり評価されるようになっ…
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#ねむれない夜に

昭和のgifted - 56 特殊と特別

昭和のgifted - 56 特殊と特別

前回のお話しはこちら

私は普段から特段人と違うことをしている認識はあまりない。

私の中で当たり前と思うことをただひたすらにやっているだけで「特殊」な人になりたくてやっている訳ではない。

一方で、誰かの「特別」でありたいという気持ちはある。

世間一般からすれば「特殊」な哺乳類かもしれないけれど、「特別」でありたいと思ったことはあれど「特殊」でありたいと思ったことは一度も、ない。

私の中で「

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昭和のgifted - 55 頼り方がわからない

昭和のgifted - 55 頼り方がわからない

前回のお話しはこちら

風邪をひいて、これまでも大抵うまい具合に金曜予兆→土曜発熱→日曜回復みたいなパターンばかりでSNSでぼやかない限り誰にも知られないまま風邪をひいては回復してきたのだが、今回は少しリスケ連絡等々をしないといけないところがあったので風邪引くのも久々だけど風邪をひいていることを誰かに伝えるのはもっと久々な体験をした。

「大丈夫?お大事にね!気にしないでゆっくり休んで!」が8割。

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昭和のgifted - 52 部屋と過呼吸と私

昭和のgifted - 52 部屋と過呼吸と私

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10年ちょっと前に過呼吸患って精神的に追い込まれるとパニックを起こしていた私。

泣きじゃくって癇癪を起こすと息ができなくなることは子供の頃からあったけど、それのもっとひどいバージョンというか、このまま死ぬかも。って毎回思うくらい辛くて過呼吸起こした日はもう一日使い物にならなくなるくらいぐったりすることが定期的にあった。

そんな私も今ではそこまでの過呼吸を起こさなくなった

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