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観光業界の現実。。そして面白い試み。「長野県白馬、「リゾートでテレワーク」、加速する新たな取り組みを白馬観光開発の代表に聞いてきた」

2020 /08/22


TONOZUKAです。

スキーでも有名な長野県の白馬。
その白馬の観光開発代表のインタビューの記事を見つけました。


長野県白馬、「リゾートでテレワーク」、加速する新たな取り組みを白馬観光開発の代表に聞いてきた

白馬の観光の現実の数字にまず愕然としました。
「5月は前年比94.3%減」
だったそうです。
例えば手取りで40万円だったサラリーマンが2万円の手取りになるような事だと思います。。

もちろん上記の数字には経費などは含まれていないでしょうから、思うにマイナス(赤字)になっているでしょう。。

そして、インバウンドに関してもこのようなコメント。

今年の1月、2月はかろうじてコロナ禍に巻き込まれる前だったが、来年に向けて状況が好転する兆しが今のところ見えないため、「ゼロになる可能性もあり、それに耐えられる経営を考えていかないといけない」と現実的だ。

これはもう壊滅的です。。

ここまでの数字やコメントを見て、「今、観光業界に何が必要か?」を少しでも考えなければ、と思っています。


長野県白馬というと、広大な自然、というイメージです。
そこで、アウトドアを活かした取組みが希望の光となったようです。

6月は長野県内を中心に近隣県からの需要を受け入れ、白馬村への入り込み数も前年比40%減にまで回復した。和田氏は「三密を避けられるアウトドアが中心のため、来村の心理的ハードルは低いのでは」と、コロナ禍での白馬のメリットを挙げる。


光開発がグリーンシーズンの集客を目的に開発した八方尾根の「白馬マウンテンビーチ」や岩岳の「白馬マウンテンハーバー」などの観光施設内での感染防止策は徹底して行っているという。また、両施設とも屋外に休憩スペースが多いため、室内のキャパシティ制限にも対応できるところも強みとする。


そして観光開発代表の和田氏のコメントとして、このようなものがありました。


「東京からの旅行者は歓迎されていないのではないか」「東京から行くと迷惑がかかるのではないか」という自虐的な心理が、県をまたぐ移動を萎縮させている傾向がある。
「受け入れ側としては来ないでくれと言うのではなく、旅行者側も受け入れ側も安心できる環境を作ることが大事」と和田氏。


自分も同じような考えで「GO TO キャンペーン」についていくつかブログを書いています。
受け入れ側が、しっかりとした環境を作って旅行者を受け入れる体制ができており、また受け入れ側が旅行者を受け入れる意思があるのならば、周りがとやかく言う事では無いのだろうと思っています。
なので、ただ安易に「GO TO キャンペーン反対」を唱えるのでは無く、現場の努力、体制づくり、受け入れ意思などを考えてみる、という事も大事な事だと思っています。


白馬村の空気感についても、観光が基幹産業のひとつになっているだけに、観光による経済効果への理解はあるという。ただ、受け入れ側でも万全の準備は整えるが、「体調が悪ければ、旅行を控えるなど、旅行者側の配慮と理解も必要だろう」と付け加える。

もちろん旅行者側にも受け入れ先に対しての配慮も必要であろう事もおっしゃっています。


そして、白馬は今後の動きとして、とても面白い事を考えていました。


通常の国内旅行よりも長い滞在の観光を訴求し、それに合わせたインフラの整備も進めている。コロナ禍での滞在型観光として注目しているのがワーケーション。「都会でしかできないことは少なくなっている。自然の中で働きたいという需要はあるだろう」。

白馬観光開発では、そうした需要を「リゾートテレワーク」と定義。「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、白馬マウンテンハーバーをコワーキングスペースとして用意するほか、その周辺に広がる森林の中に「森のオフィス」を作り、自然の中で仕事ができる環境を整えた。また、岩岳の麓では、「旅籠丸八」や「haluta hakuba」などの宿泊施設をテレワークの場所として提案する。


大自然の中でテレワーク!!


これは興味を持たれる方も多いのでは、と思います。
これは全国の観光業界でも参考になるアイディアだと思います。

自分もアウトドアが大好きなので、ぜひ利用してみたい!と思ってしまいます。

都会の雑踏から離れて、空気のおいしい大自然の中でテレワーク。仕事もはかどりそうです。

現在テレワークでお仕事をされている方、
「大自然の白馬でテレワーク」
いかがでしょうか?

コロナで疲弊した心身共にリフレッシュできると思います!

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