サンタさんのプレゼント
ありきたりな話なんですけど。
若い頃クリスマスの時期は年末商戦の真っ只中で、新宿で働いていたんですよ。毎日朝早くから夜遅くまで。
ある年のクリスマスイヴ。その日も出勤だったんですが、少しいつもよりも早めにあがって。
子供ができてから、毎年サンタさんのプレゼントを買うのが父親の習慣でありまして。その年もおもちゃ屋さんに並んで両手で抱えきれないほどのプレゼントを買って帰りました。大きなぬいぐるみとかゲームとか。
もう子供が寝ているだろうと思い込み、嫁さんに連絡せずに帰ってしまいました。
「おかえりー」
プレゼントを抱えて玄関に現れた私は笑って「ただいま!」と。そうしてプレゼントを全部渡してしまったわけです。子供はもちろん大喜びで。
こりゃあ参ったな、と嫁さんに相談したところ、
「私が買ってきたの、まだ渡してないから、これをサンタさんにすればいいよ」
可愛いおべべ
頼りになる嫁。
その年は無事乗りきったのですが、子供が中学生になるまで毎年、サンタさんのプレゼントに悩んでたなあと。サンタさんの存在はけっこう長く信じられていたんですよ
今や年頃でそんな悩みもありませんが、サンタさんの存在は家族にとってはクリスマスの象徴で、とても楽しくて懐かしい思い出です。
次は孫かなあ。まだ当面先ではありますが。
メリークリスマス🎄
#クリスマスの過ごし方
いつもありがとうございます。書きたいこと徒然なるままに書きます。