見出し画像

自信のなさについて

明日から仕事始めの人が多いのでしょうか?

新年に入ってからまだ一度もラボには行っておらず、ここ数日間は 自宅 か カフェ か ファーストフード店で修論の執筆と読書を繰り返す日々でした。
明日からはラボに行って、修論の執筆と読書を頑張りたいと思います笑


ところで、ここ数日はお正月休みというのもあって、カフェのある駅前やショッピングモールにいくといつもより多くの人がいました。風邪対策と寒さ対策でマスクをしていくことが多かったのですが、ある日マスクをせずにカフェに向かった時のこと。なんとなく、他者の視線が気になる感じがして、前を見ないで下を見て歩いている自分がそこにいました。

「あれ、なんとなく恥ずかしい。」

その時、改めて”自分の自分への自信のなさ”を感じました。


そもそも、自信って必要なんだっけ?

ビジネス書を読んだり、啓発系のセミナーなどに参加すると

根拠のない自信を持つことが大事

っていう言葉をよく聞きます。

自分もその言葉を真に受けて、「自分に対する自信を持たなきゃ」って考えるようになったのを覚えています。
自信があった方が何事にも積極的に取り組めそうだし、ないよりはある人の方が頼もしくて見えてカッコ良かったりするから自信を持つことはいいことと思っていました。

でも、その一方で、今の自分は自分に自信が持てていないわけで、無理やり自信を持とうとすると何か歪みを感じてしまう。理想の自分と今の自分のギャップに逆に自信を失ってしまう。そういう思いもしたことがありました。
そうするといつまで経っても自信のある自分には出会えず、結局これまで通りの自分で生きることになる、その葛藤がずっとありました。


そんなことを考えていたお正月休み。20%オフセールをやっているということで某ブックオフさんに行って読みたかった本を買って、その一冊を読んでいたらなんと自信について書かれているじゃありませんか!

ブッダの考えにてらせば、自信がある・ないというのも「判断」にすぎません。(中略)
それではなぜ「自信」を欲しがる人が多いのか...
一つ目の妄想は、「自分はできる」と思いたいという”慢”です。...
二つ目の妄想は、「不安を打ち消したい」がための妄想です。
                                                                                                    (p86 l.2, p.88 l.1-8より)

この前後にたくさんいいことが書いてありますが、
つまり、自信は求めるべきものではない、という解釈です。

自分をある行動に向かってモチベートするために「根拠のない自信を持つ」という考え方もひとつある一方で、今現在の自分に集中し、自分自身を判断せず、やるべきことをやる。そういう考え方が自分にあってもいいのではないかと気づかされました。


結論

ブッダの考え方を参考にして「自信のない自分さえもありのままに受け入れる」という姿勢について、もう少し考えてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?