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アフィリエイトキラーなのか?次世代ブラウザBrave(ブレイブ)を使ってみた

広告ブロック機能を持つ高速ブラウザBraveとBATプロジェクトが描く将来の分散型広告システムについて調査した内容を記載しました。

bitFlyerがBAT(ベーシック・アテンション・トークン)を上場

国内最大手の仮想通貨取引所bitFlyerが4月9日よりBAT(ベーシック・アテンション・トークン)の取引を開始した。
BATは後述するWebブラウザの「Brave」でユニークな方法で獲得する事が出来るトークンで、アメリカでは2020年3月10日には、Amazon(アマゾン)・Apple(アップル)・Starbucks(スターバックス)・PlayStation(プレイステーション)などのギフト券交換できるサービスが発表されており、日本でも注目されている。

Brave(ブレイブ)とは

ブロックチェーン上で稼働するDappsアプリケーションの一つであるBraveブラウザは、従来と異なる広告ビジネスのモデルを実現する事と成る。
中央集権型のChromeやInternetExplorerの広告費用はGoogleなどの仲介業者に集約された後に各所に還元されるが、分散型のDappsアプリケーションの特性を生かしたBraveは、広告を閲覧したユーザーが直接BATという形式で利益獲得が出来る非常にユニークな仕組みで、ネットサーフィンしているだけでBATが貯まる(利益が出る)事となる。Braveが主流となれば、現在のアフィリエイトのビジネスモデルは変化する事に成る。


BATとBrave(ブレイブ)が普及した場合の広告ビジネスへの影響

BATプロジェクトはBraveを利用した分散型広告システムを提唱している。これは現在のアフィリエイト型式は広告主がサイト運営者に広告料を払っているが、Braveの分散型広告システムでは広告主はサイト運営者と広告を閲覧するユーザー両者に報酬を支払う必要が出てくる。これにより広告費が増加するのか、サイト運営者の報酬が減少するのかは分からないが、仮にBraveが普及した場合は今のアフィリエイトのモデルに変化が発生する事になる。また、明確にメリットと言える内容としては、現在の広告報酬はGoogleなどの仲介業者の配下で運営される事に成るが、Braveの分散型広告システムでは、Google、facebook等の仲介業者を排除しユーザー、サイト運営者、広告代理業者の三者だけでの自律分散型のモデルを作り上げる事になり、つまり現在Googleやfacebookが得ているアドワーズ広告など費用広告費の全体の7割が搾取されていると言われているが、これらは不要となり三者で還元する事となる。

Braveをインストールしてみた

今回軽くインストールし実際の使用感を試してみた。

1.Braveのダウンロード

https://brave.com/?ref=duo994

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2.インストール後、トップページになるまで進めます。

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3.Braveのトップページです。右下の設定アイコンをクリックします。

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4.日本語化を行います。Additional settingsにあるLanguagesを選択します。

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5.Add languagesを選択します。

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6.Japanese-日本語をチェックします。

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7.Japaneseの横の縦並びの・・・を選択しDisplay Brave in this Languageをチェックします。

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8.ブラウザのURLを入力する欄の横にBraveアイコンが有ります。ここをクリックするとメニューが表示されShields UP for this siteの設定で現在表示されているページの広告の表示/非表示が切替できます。

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9.トップ画面にブロックされた広告や節約できた時間が表示されます。

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Brave感想

第一印象だが、Chromeと比較しても格段に動作が早い。非常に快適に使えるので個人的にはメインブラウザとしての利用も可能と考える。
そして、デフォルトで広告機能がOFFと成っており一切広告が表示されない。特にYoutube広告すら一切表示されない事には感動した。
肝心のBATの取得設定までは今回時間の都合で行っていないが、近いうちに試してみたい。


最後に、

現時点としてはBraveは広告非表示機能を持つ高速ブラウザでしかないが、bitFlyerを始め複数の取引所でBATを取り入れる動きが有り、BATが普及する事でBraveの認知度も上昇し、新たな分散型ビジネスモデルが生まれていく日が近い将来到来する事だろう。と、期待したい。

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