Fintech革命 ブロックチェーンのネットワークテクノロジー
皆さんはFintech(フィンテック)という言葉をご存知でしょうか。
FinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまなサービスを意味します。
今回も前回に引き続きFintechの注目技術であるブロックチェーンについて調べた事を書いて行きたいと思います。
ブロックチェーンは今回が5回目の記事となり、以前の記事と合わせてご確認ください。
前回目の記事はこちら。
はじめに~ブロックチェーンのネットワーク構造
ブロックチェーンの仕組みは、P2Pと呼ばれる技術が基礎となり応用されています。P2Pは古くから存在する技術ですが、今回はP2Pのメリットデメリットも併せて確認していきたいと思います。
P2Pの説明
結論:ブロックチェーンをノード呼ばれるパソコンに分散して格納して、ノード相互でネットワークを形成する。
ブロックチェーンは全ての取引上を一定容量のブロックで区切ったうえで、繋げた取引履歴の集合体です。この集合体をノード(*1)に同一の内容を格納された状態を形成します。
(*1)ネットワークに接続された不特定多数のパソコン
クライアント・サーバー方式の説明
結論:クライアント・サーバー方式は中央サーバーを経由してネットワークを形成する。
P2Pに対する仕組みとしてクライアント・サーバー方式があります。
こちらは中央管理されたサーバーを経由して通信を行う仕組みで、インターネット上のサービスの大半はクライアント・サーバー方式を用いています。
P2Pのメリットデメリット
結論:P2Pは外部からの攻撃に強いメリットが有るが、情報の改ざんが容易に出来てしまうというデメリットも有る。
クライアントサーバー方式が、多くのインターネットサービスで採用されている理由は通信の情報を改ざんされないように中央サーバー監視して情報の信頼性を担保できる事です。但し中央サーバーに被害を受けると全てに波及します。
一方で、P2Pは仮に1台のパソコンが被害を受けても、他のパソコンでネットワークを継続する事が出来ます。
但しデメリットもあります。ネットワーク上の通信を相互に行いますので誰かが情報を改ざんする事が容易に出来てしまいます。
最後に、
今回はブロックチェーンのネットワーク構成であるP2Pを説明しました。
次回はブロックチェーンがP2Pのデメリットをどの様に担保しているかを確認していきたいと思います。
最後までお読み頂き有難うございます。
次の記事はこちら。
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