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【猫背専用】スクワットを効果的に行うために守ってはいけない「正しい」やり方3選
こんにちは。
私は理学療法士として、日々リハビリの現場で患者さん・利用者さんの身体に携わりながら、同時にエステサロンでの保険外での施術も行っています。
保険内と保険外を日々行き来しながら活動しています。
スクワットと聞いて、「知らない」と言う方は少ないと思います。
スクワットは保険内のリハビリでもよく使われる運動ですが、同時にダイエットやスポーツのトレーニングなどでもよく用いられています。
スクワットは筋トレのBIG3と言われ、他の「ベンチプレス」「デッドリフト」と並び、効果的なトレーニング方法と言われています。
スクワットはとてもメジャーな運動なので、インターネットで「スクワット やり方」で検索すれば、いくらでも「正しい」やり方を調べることができます。
ですがその「正しい」やり方は、「あなたに合った」やり方でしょうか?
今回の記事は
「スクワットのやり方をみてもうまくできなかった」
「スクワットをすると膝や腰が痛くなってしまう」
「なぜうまくできないのか理由が知りたい」
と言う悩みのある方に向けて書いています。
今回は猫背の方が意識すると逆効果になってしまうスクワットのやり方について解説します。
反り腰の方向けの記事は前回の紹介しているので、「反り腰だ」と言う方はこちらの記事を参考にしてみてください。
↓
「私は猫背だ」と言う方はどうぞこの先を読んでいってください。
猫背の人のスクワットの特徴3選
猫背の人がスクワットを行う場合、以下のような特徴があります。
・お尻が前に出やすい
・膝が曲がりやすい
・身体が起きやすい
猫背の人は骨盤が後ろに傾きやすい状態になっていて、骨盤の傾きの影響からスクワットを行うときに特徴的な動きをしやすくなります。
これらの特徴が良い方に働く場合もあれば、悪い方に働く場合もあるので一概には言えません。
猫背の方が効果的にスクワットをするためのやり方については、こちらの記事に詳しく書いてあるので、具体的なやり方が知りたい方はこちらを読んでみてください。
ですが、「正しい」やり方を間違えて行ってしまうと、身体の特徴が悪い方に影響してしまう可能性があるため、今から説明する3つの守ってはいけない「正しい」やり方を覚えておいてください。
守っていはいけない「正しい」やり方①『お尻にしっかり力を入れてください』
「お尻に力を入れる」
この意識は効果的にスクワットをする上では、「正しい」方法で効果的であると言えます。
ですが、猫背の人の場合は逆効果になってしまうことがあります。
猫背の人は、骨盤が後ろに傾いている状態になっており、骨盤が後ろに傾くと言うことは、お尻の筋肉が縮み、力んでいる状態とも言えます。
つまり、始めからお尻には力が入っているのです。
猫背の人は、お尻が固まっていたり、力みが抜けない状態になっていることが多いので、お尻の筋肉はむしろ力を入れるより、「伸ばす」感覚を意識した方がいいことが多いです。
お尻の力を入れる感覚はあまり意識しなくても良いかと思います。
守っていはいけない「正しい」やり方②『膝をしっかり曲げてください』
「膝をしっかり曲げる」
こちらもスクワットを効果的に行う上では、重要な意識の方法です。
スクワットは膝を曲げることで、脚を全体的に鍛えるものなので、膝が曲がらないと始まりませんね。
こちらも猫背の人が意識する時には注意が必要です。
猫背の人は、先程の特徴でも紹介したように、骨盤が後ろに傾いている状態になっている関係上、膝が曲がりやすい状態になっています。
そのため、猫背の人が膝を曲げることを意識しすぎると、過剰に曲がりすぎて、つま先より膝が前に出てしまう状態になりやすいです。
条件やどのような効果をスクワットに求めるかによっては、つま先より膝が前に出ることは悪いことではないのですが、脚を全体的に鍛えると言う意味でのスクワットにおいては、つま先より膝が前に出ない方が膝の負担や重心の偏りを防ぐために重要だと言えます。
守っていはいけない「正しい」やり方③『身体を起こしましょう』
「身体を起こす」
スクワットで身体をある程度起こしておくことは、腰への負担を軽減させるためには必要です。
猫背の人にとって、この意識は注意が必要です。
それは猫背の人は骨盤が後ろに傾いているため、身体が起きやすい状態になっているからです。
猫背の人は、背中が丸くなっているので、身体が起きにくいように感じるかもしれませんが、骨盤から腰までに関しては、どちらかと言うと後ろに傾いていることが多いため、むしろ起きています。
そのため、この場合で身体を起こすのであれば、腰から上を起こすようにしないと、逆効果になってしまいます。
むしろ骨盤や腰は前に倒すようにしていく方がバランスが取れて効果的です。
あなたに合ったやり方でスクワットを効果的にしていきましょう
今回は猫背の方向けに、スクワットを効果的に行うために守ってはいけない「正しい」やり方について解説しました。
反り腰の記事でも紹介しましたが、今回も紹介した正しい意識の仕方は、人によっては効果的にスクワットをすることができるものになっています。
ですが、「正しい」やり方が、「あなたに合った」やり方ではないかもしれません。
必要なことは、まずあなたの姿勢や身体の使い方の癖を知り、あなたに合った運動の仕方、ケアの仕方を見つけることです。
今回の内容が猫背の方の参考になれば幸いです。
最後に僕がお手伝いしているサロンを紹介します。
リブラガーデンでは、あなたの姿勢を評価し、どこに負担がかかって、どのような身体の使い方の癖があるかを評価し、あなたに合わせた運動の方法やダイエット、美容に関するサービスを提供しています。
私も定期的にサロン(京都、大阪ともに)へ出勤しています。
もし興味があればご連絡ください。
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