事実と意見と感情を分ける

皆さまこんばんは(*^^*)
ご訪問くださりありがとうございます

今回は
私がお客様相談室員だった頃の
苦い経験をご紹介しますね(笑)

一言で申しますと…
「上司への報告が恐ろしく下手だった」
という話です(^_^;)\

上司からのアドバイスで
改善を図った結果…

・報告内容を素早く正確に
 理解してもらえる
・的確な指示を受けられる
・適切な行動に移れる


と良い事尽くめでした(*´ω`*)

それでは
具体的に見ていきましょう


お客様相談室では…
対応に迷うお電話を受けた場合
その内容を上司に報告します

例えば
「不良品があるから
 今すぐ引き取りに来い!」
と言われた時など

そういう時って
頭の中がパニックに
なっているんですよね(^_^;)\

「ものすごい剣幕で怖かったな…」
「怒鳴らなくたっていいじゃない…」
「本当に製品を取りに来てほしいのかな?」
「製品を取りに行くだけで解決する?」

など
とりとめのない思いや感情が
頭の中をぐるぐる巡っている状況
です

でも
「とにかく早く報告しなきゃ」
ということで

・頭の整理がつかないまま
・思いつくまま

上司に報告して
しまっていたんですよね

「お客様に『不良品を引き取りに来て』と
 言われたんですけど
 ものすごい剣幕で怖くて…
 怒鳴ってくるから萎縮しちゃいました

 引き取りにいくべきでしょうか?
 簡単に受けてしまうと
 要求がエスカレートしそうで…」

当然上司はポカンとします

「あなたが辛い思いをしたのは
 すごく伝わってきたんだけど
 私は何を判断したら良いんだろう?」


と言われ
ハッと我に返りました

私はまず上司に
判断材料を提供しなくては
いけなかった
のに

自分の感情が先走ってしまった
ことに気付き
本当に恥ずかしかったです。。

ここで判断材料になるのは
①お客様からの要求内容(事実)
②①に対する自分の意見
ですよね

なので…

・お客様から
 「製品を引き取りに来てほしい」と
 言われています(事実)

・お客様とお話しした限り
 恫喝して要求を通そう
 という印象を受けました

 要求を何でも飲んでしまっては
 良くないと感じます
 
 当社として譲れないラインを
 決めておきたいです(意見)
 
などと伝えれば
上司が判断しやすくなるのでは
ないでしょうか?

ここで注意したいのが
事実と意見を混同しない事です

例えば
「お客様の要求を飲みたくない」という
自分の意見を言いたいあまり

お客様から製品引取を要求された事実を
無かった事にしてはいけない
ということですね

電話を受けながら
ノート等に内容をメモ
すると

そこには事実だけが記載されるので
事実と意見の混同を防げます

そのメモは
自分の意見構築にも役立つので
とてもおすすめです(*^^*)

ここまで
事実と意見を判断材料として
上司に伝える話をしてきましたが

それだけだと
感情のやり場がありませんよね

なので…
「事実」「意見」「感情」の順に
上司へ報告してみる
ことにしました

事実・意見まで伝えて
「以上から判断をお願いします」
と上司へ依頼した後で

「それにしても本当に怖かったです
 ものすごい剣幕で怒鳴られて
 冷や汗出ましたよ~‼(>_<)」

などと
感情を吐き出させてもらいます

そうすると
ストレスが一気に軽くなるんです
→吐き出すだけでもスッキリしますし
 上司から共感やねぎらいの言葉を頂くと
 一層心が癒されます

また感情の吐き出しは
上司目線でも良かったそうです👇

・部下への理解が深まる
→私の上司は
 「恫喝されて怖かった」などと
 気持ちを素直に打ち明けてもらった方が
 助かると言っていました

 そうすると
 部下の今の心理状態が分かり

 「お茶でも飲んで一息ついて」などと
 部下を気遣ったり

 目には見えない
 部下の精神的な疲れを
 把握するのに役立つ
から だそうです

 部下のマネジメントを行う
 上司ならではの意見だと思いました
  

上司が萎縮してしまうくらい
激しく感情をぶちまけるのは
良くないと思いますが(笑)

・自分の感情を押し殺さずに出す
・上司にも自分の感情を理解してもらう

のは
精神衛生上とても良かったな
と感じています(*^^*)

「仕事に感情は持ち込まない」
という考え方も
もちろんあると思うのですが

もしそれがお辛くなった時は
ぜひお試しください✨

本日もご覧くださり
ありがとうございました‼

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