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不備を無くす大切さ

皆さまこんにちは(*^^*)
ご訪問くださりありがとうございます

今回は
「不備を無くす大切さ」と題して
新聞広告に関するエピソードを
ご紹介したいと思います

一言で申しますと
自社が出した新聞広告に対し

思いがけない部分で
お叱りを多数頂戴した
というもの

詳しく見ていきましょう👇


私がメーカーの
お客様相談室員として勤めている
時の話です

ある時社内で…
「新聞広告を打とう」
という話が持ち上がりました

最終的に全国紙へ
一面広告を掲出することになり

ドキドキしながら
その広告のチェックをしたのを
覚えています

「この文言で意図が伝わるかな」
「失礼な表現になっていないだろうか」

などと
何回も広告文を読み返し修正して
OKを出しました

そして新聞広告が載った当日…

予想通り
広告に対するお電話が
お客様相談室に鳴り響きます

その内容はというと…
なんとお叱りのお声が大半(>_<)

「あんなに確認したのになぜ…⁉」と
にわかには信じられない思いでした

最終的に40件ほどの
お叱りの電話やメールを受けたように
記憶していますが

全件とも
同広告の全く同じ部分を指摘
なさっていたのです

それは「写真」でした

お箸を使って
お弁当箱におかずを詰めている
女性の写真なのですが

「お箸の持ち方がおかしい」という
お叱りを頂いてしまったのです

…完全に盲点でした

私は広告文に気を取られていて
写真の事は頭から抜け落ちていたのです

本当に恥ずかしい話ですが
当時の私は広告写真の存在を

「広告文を補助するもの」のように
軽く考えてしまっていました

その結果がこれです👇

・全国紙に載せる広告として浅はか過ぎる
・子供が真似をしたらどうするんだ
・教育上良くない
・いい加減な事をする企業なんですね

…厳しいご意見の数々に
 お客様相談室はお通夜状態です

不備がたった1つでもあると…
・お客様にご不快な思いをさせてしまう
・心を込めた広告でも読んでもらえない
・企業イメージを損なってしまう

ことになるのだと痛感しました

この経験をしてからというもの
広告・リリース・ホームページなど
お客様の目に触れるものについては

事前に必ずお客様相談室へ回覧してもらう
ようにしました

※それまでは
 相談室を経由しないものもありました

相談室員みんな
「不備が無いか」細部までチェックする
という流れを作ったんです

「この表現は良くない」
と感じる部分は人それぞれなので

複数人で確認することは
とても意義がありました


また
不備を見逃してしまった場合
お客様からのお叱りに直面するのは
お客様相談室員です

全員が自分事として捉え
真剣に確認していたのも良かった
のだと思います

幸いなことにこれ以降
致命的なお叱りを
受けることは無くなりました(*^^*)

「デザインが気に入らない」
「もっと明るい色が良い」  

などの
その方の好みから来るご指摘は
ゼロには出来ないんですけどね

ちょっと臆病かもしれませんが
お客様にメッセージを届ける時には
いくら慎重になっても
なり過ぎる事はない
と感じています

本日もご覧くださり
ありがとうございました‼


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