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囲炉裏で熊本を味わう〜高森田楽と黒川温泉郷〜
囲炉裏 子供の頃から大好きでワクワクします。
寒波の影響で寒い日が続く日々、より恋しくなります。
囲炉裏を囲んでその土地の食材をいただく。
丁寧に焼かないと生焼けだったり、焦げてしまったり
炭の香りとパチパチという音もいい。
囲炉裏(いろり:居炉裏とも表記)とは、屋内に恒久的に設けられる炉の一種。伝統的な日本の家屋において床を四角く切って開け灰を敷き詰め、薪や炭火などを熾すために設けられた一角のことである。主に暖房・調理目的に用いる。
これまでたくさんのお店で囲炉裏を囲んでの食事をいただいてきましたが、昨年お気に入りの店ができました。
郷土料理 阿蘇高森田楽の里
熊本県の北東部、阿蘇山の麓にある高森町。
高森田楽はこの地方でしか採れないつるの子芋をより美味しく長く食べるために考えられた郷土料理です。
つるの子芋は里芋の一種で、阿蘇の火山灰土壌で育ったこの地域の特産品です。少し不思議な形をしているこの里芋。鶴の首のように見えることからこの名前がついたそうです。
つるの子芋、山女魚、豆腐や野菜などを串に刺し、味噌を塗って囲炉裏の炭火で焼く。
この高森田楽をいただくことができるお店はいくつかありますが、こちらの阿蘇高森田楽の里に伺いました。
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これぞ古民家!という外観に心躍ります。母屋の築年数は200年以上とのこと。中に入るととても広く、歴史を感じる家財道具や囲炉裏が並んでいます。
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定食メニューがいくつかあり、おすすめの小枝定食(2,490円)を選びました。付出しをいただいている間に、店員の方が囲炉裏の準備をしてくれます。
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囲炉裏といえばこれ、山女魚。串を炭に刺すやり方を教わりましたが、うまくできず苦戦。熱い熱い。意外と時間がかかるので待ちます。
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そこにお待ちかねのつるの子芋。ホクホクしていて食べ応え抜群。柚子風味の味噌をつけると焼目の香ばしさと相まって最高に美味しいです。
1人あたり3個ずつ串に刺さっていますが、これだけでも満腹になります。
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ボーっとしていると牛串やお野菜、だご汁、おにぎりも運ばれてきます。
味噌をつるの子芋、豆腐、そしておにぎりにも塗って焼きおにぎりにしたり。
かなりのボリュームなので完食できず・・・幸せな満腹感でした。
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お店自体も、味も、そして店員の皆さんの笑顔も素敵。
阿蘇山ドライブがてら立ち寄っていただきたいお店です。
黒川温泉
阿蘇山まで来ると北側に位置する黒川温泉にも行きたくなります。
山に囲まれた温泉街に足を踏み入れると、別世界に来たような、タイムスリップしたような、そんな不思議な雰囲気に包まれます。
30軒ほどの老舗旅館が立ち並び、浴衣で街中を行き交う人、町屋作りの飲食店や土産物店、茅葺き屋根の休憩所など、どれをとっても風情があります。
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1枚で3湯入れるお得な温泉パスポート「入湯手形」を利用した温泉めぐりが人気で、日帰りでももちろん楽しむことができますが、夜の温泉街の散歩や熊本の美食を楽しめる宿泊がおすすめです!
この時は新明館に宿泊しました。
昼間も十分に趣がありますが、暗くなるにつれてより雰囲気が・・・
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そしてこちらの新明館でも囲炉裏を囲んで食事をいただくことができます。
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竪穴住居の時代からあったとされる囲炉裏。
電気やガスが普及して見かけることが減った現在でも、昔ながらの日本を感じることができる素晴らしい文化だと思います。
これからも全国各地に出向き、日本ならではの文化や伝統を楽しみたいと思いました。
しかし、熊本の食材は本当に美味しいです。
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