さむぎょぷさる

4月に就職を控えた理系大学院生が、日常で思いついたことを文章にしてみました。 ENFP…

さむぎょぷさる

4月に就職を控えた理系大学院生が、日常で思いついたことを文章にしてみました。 ENFPっぽい。

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[自己紹介]ENFPの要素分解①: Ne編

何者?筆者は、自身をenfp(広報運動家)と認識している。ただし、純度100%のenfpとであるとは考えていない。「enfpっぽく振る舞うことを心がけている」としかいえず、本来の性格についてはよく分からない。人間は状況によって色々な人格を持つため、どれが本来の性格なのか判断できないためだ。※1 とはいえ、筆者は他者からどう見えるかが結局のところ重要だと考えている。筆者がenfpと名乗る一番の理由は、友人にenfpっぽいと言われたからである。もちろん、あくまで友人から見た性格

    • 大学院時代に経験したアルバイト[ENFPの向き不向き2]

      前回の記事 大学院では、学部でのアルバイトを全て辞め、新しく始めた。修士1年は振るわなかったけど、修士2年のときに友人の紹介で始めたバイトのいくつかがピッタリフィットした。その友人には感謝しか無い。 筆者はENFPだと自認しているので、「ENFPの向き不向き」とタイトルを付けさせてもらった。ただ、実際は「筆者の向き不向き」を主観的に書いているだけだ。主語を大きくしてしまったこと、申し訳なく思っている。 5. 家電量販店レジ、その他雑務(4ヶ月) 向いてる度★

      • 学部時代に経験したアルバイト[ENFPの向き不向き]

        1. 個別塾の教室(2年間)向いてる度 ★★★★☆ 勉強を教える方法は、1つではない。こういう創意工夫の余地がある仕事は楽しいと感じた。 筆者が経験した塾では、生徒と一対一で隣り合って勉強を教える。小学生〜中学生が多かったので、内容は難しくない。教える技術よりも、生徒のやる気を引き出すことや、生徒に好かれることの方が重要に感じた。塾で一番人気のアルバイトは、教えるのが上手な人ではなく、面白い人だった。 塾の講師は、意外と真面目な優等生タイプには向かない仕事だと

        • ハイハイせずとも人は歩けるようになる [人生はクモの巣]

          前回の記事で書けなかった小話を書こうと思う。前の記事を読まなくても全く問題無いので、そのまま読んでいただきたい。 ハイハイをしたことがない民族 人類学者のデイヴィッド・トレーサーはパプアニューギニアの先住民アウ族の調査を行っているとき、奇妙な事実に気づいた。彼は20年間にわたりアウ族を観察したが、赤ん坊がハイハイする姿をみたことがなかった。この事実は、西洋科学で正常とされてきた歩行までの発達過程と大きく異なっていた。 この理由は、赤ん坊を地面に接触させると致命的な病

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        [自己紹介]ENFPの要素分解①: Ne編

          個性学③:道はひとつじゃない[迂回路の原理]

          ゴールに至る道は一つではない。 そう聞いて、当然だと感じる人は多いだろう。 しかし、頭では分かっていても、心から納得するのは難しい。 今回の記事は、以下の本を参考にしつつ、心理的納得感を高めることを目的として書いた。 道はいつだってひとつじゃない赤ちゃんの発達経路は千差万別。 歩くという動作は、人類共通の行為だ。 ゆえに、研究者は60年近くの間、歩くまでの過程にも共通のプロセスが存在すると信じてきた。 いわゆる典型的な子供は、平均的な発達過程を辿るはずだという前提があっ

          個性学③:道はひとつじゃない[迂回路の原理]

          もうすぐタイに旅立ちます。卒業旅行、超楽しみ。というかもう楽しい

          もうすぐタイに旅立ちます。卒業旅行、超楽しみ。というかもう楽しい

          [知って損する豆知識]キーボードが打ちにくいのはなぜか

          現在、筆者は普通電車で空港に向かっている。ちなみに明日からの一週間、筆者は2人の友人とタイ旅行をする手筈だ。 道中で「銃 病原菌 鉄」という本を読んでいたのだが、そこで面白い話を見つけたので紹介したい。 キーボードは、タイピングスピードを上げられないような工夫が施されている 現在のキーボード配列は、左上に配置された六文字をとってQWERTY配列と言われている。 信じがたいことに、QWERTY配列はさまざまな細工を施し、タイプのスピードを上げられないようにしているのだ。

          [知って損する豆知識]キーボードが打ちにくいのはなぜか

          ENFPを依怙贔屓してくれる上司とは

          結論:ENTJ成功するには、上から引っ張り上げてもらう必要があるらしい。(筆者は「成功」という言葉が好きではないが、便宜上使わせていただいた。) 筆者は春から新社会人であり、自分を依怙贔屓《えこひいき》してくれる相手を洞察しなければならないのだ。 そこで、これまで自分を依怙贔屓してくれた方々の特徴をまとめてみた。 結論、ENTJ(熱血指揮官タイプ)である。 いや知らんけど。 ①部活の顧問(監督)  筆者は高校で男子ソフトボール部に所属していた。まぁほぼ野球部だと考えてい

          ENFPを依怙贔屓してくれる上司とは

          欲望に負けた男[諦めの哲学]

          昨日は、研究室のメンバーでゴルフ(ショートコース)に行った。 全部で18ホール。 それについての感想を書こうと思う。 ちなみに、筆者はど素人だ。 数回はショートコースや打ちっぱなしに行ったことがある程度の人間である。 昨日の流れをざっくり言うと、以下の通りだ。 序盤はすごくいい感じでした。 中盤からだんだんおかしくなりました。 終盤、心がついに崩壊しました。 順を追って説明する。 ーーーーーーーーーー 欲に負け、どうでもよくなった 筆者は元々、球を遠く飛ばせない

          欲望に負けた男[諦めの哲学]

          [ヲタク×ヲタク]ワートリキャラのスマブラ対応

          数ヶ月前に突然思いついて作った。スマブラ好きな人は大体がワールドトリガー好き説ある。需要は全く無いだろうけど、せっかく作ったんだし公開しよう。 玉狛第二 ポケモントレーナー チームでみたら、メンバーが最も個性豊か 三雲修 剣術Mii 弱いけど努力と工夫でなんとかする戦い方。 クガユウマ トゥーンリンク すばしっこい。短剣、ブーメラン(スコーピオン投げ)、鎖持ち。目が怖い。 雨取 デデデ 環境破壊は気持ちいいゾイ  ヒュース クラウド 見た目も性格も似すぎ。剣キャラ。

          [ヲタク×ヲタク]ワートリキャラのスマブラ対応

          [心の赴くままに]ENFPの要素分解②: Fi編

          やり方の自由を求めて最高の上司は、林道支部長 筆者が最も好きな漫画はワールドトリガーであり、今後10年は第一位が変わらない自信がある。筆者の大好きなワールドトリガーで、上司が部下(迅悠一)に以下のような指令を出す。 筆者はこと細かく指示されるより、自由に動きたい派だ。ゆえに、上司に求めることは以下だ。 「最終目標と目的を示し、定期的に助言しつつ基本は放置してほしい。」 このような欲求が他のENFP(広報運動家)にも当てはまるのかどうかは分からない。けど、他タイプからも一

          [心の赴くままに]ENFPの要素分解②: Fi編

          テストセンターでの性格検査の対策・活用方法の提案[就職活動]

          思いついたことをつらつらと 就職活動を経験した人は分かってくれると思うけど、どの企業も面接希望者に適性検査というテストを課す。ここで厄介なことに、性格診断が検査に含まれているのだ。我々は環境条件によって性格が異なるというのに、適性検査では条件の指定が無い(下部の参考記事を参照)。だから就活生は、どの自分で答えればいいか戸惑うのだ。 解決策は簡単だ。企業側は、 「特定の条件下で特定の行動をしている自分を想定して答えてください。ただし、あなたの経験した条件に限る。 例:アルバ

          テストセンターでの性格検査の対策・活用方法の提案[就職活動]

          個性学②:性格は、人それぞれコンテクスト(状況)に左右される

          MBTIなどの性格診断について、自分なりの見解を述べたいと思う。 前回の記事に引き続き、こちらの本を参考にした。凄く良い本。 性格を巡る論争「あなたは外向型?内向型?」 何の変哲もないこの質問で、戦争が起きかねないとしたらどうだろう。 実は、かつて心理学で激しい論争の火種となったヤヴァイ質問だったのだ。 テーマは、人格の本質である。刮目せよ。 第一陣営は、特性論心理学者。彼らは、「人格は、いかなる状況でも変わらない不変の要因である」という考えだ。行動は、外向性や内向性な

          個性学②:性格は、人それぞれコンテクスト(状況)に左右される

          [個性学①]平均的な人などいない:バラツキの原理 × MBTI

          平均は幻想MBTIなどの性格診断について、自分なりの見解を述べたいと思う。 この記事では、ハーバードの個性学入門という本を参考にした。 読みやすいのに参考文献がしっかりしていて、凄く良い本だった。 平均的な人間などいない:バラツキの原理  ギルバート・ダニエルズは、4036人のパイロットの身長や体重、腕の長さや足の長さなど10項目を測定し、平均サイズ内に含まれる人物の割合を調査した。ここで、平均サイズというのは、中央の30%に該当する。つまり、平均身長が175cmの場合

          [個性学①]平均的な人などいない:バラツキの原理 × MBTI

          一人旅で得た知見

          11月中旬、私はバイクで国内のとある場所を一人旅していた。一週間程度の貧乏旅行で、気付いたことがあった。 旅は、ある程度流れに身を任せる方がいいのかもしれない。 合理的に考えようとすると、常により良い選択を考えてしまう。 例えば、googleマップの最適経路に従ったがゆえに、狭くて暗い道を寒さに耐えながら運転する羽目になった。 本当は海沿いの道を走りたかったが、より早く到着することを目的にしたことで山道を選んでしまい、結果的に途中で目的地を断念することになった。 論理的

          一人旅で得た知見

          [自信の必要性を考える]:後編

          (前編の続き) 自信=自分の価値や能力を信頼している精神状態 という定義だった。 前編で、価値の方は述べた。 前編の結論は、自分の価値を信じる必要は無さそう、という話だった。 後編で、自分の能力を信頼することが必要かどうかを考えたい。 ところで、『完全に理解した曲線』をご存じだろうか。 ちょっと勉強しただけですぐ分かった気になってしまうあの現象だ。 私も最近、ゴルフでこれを経験した。 プロゴルファー片山晋呉さんの動画を観て、「よし、完全に理解した」と自信に満ち溢れた。

          [自信の必要性を考える]:後編