ENFPの要素分解②: Fi編

やり方の自由を求めて

最高の上司は、林道支部長

 筆者が最も好きな漫画はワールドトリガーであり、今後10年は第一位が変わらない自信がある。筆者の大好きなワールドトリガーで、上司が部下(迅悠一)に以下のような指令を出す。

やれやれ…支部長命令だ。迅、黒トリガーを捕まえてこい。
ただし、やり方はお前に任せる

ーーー林道支部長(ワールドトリガー)

筆者はこと細かく指示されるより、自由に動きたい派だ。ゆえに、上司に求めることは以下だ。
「最終目標と目的を示し、定期的に助言しつつ基本は放置してほしい。」
このような欲求が他のENFP(広報運動家)にも当てはまるのかどうかは分からない。けど、他タイプからも一定数の共感は得られると思う。筆者は強制を拒み自由を愛する。全校集会での校歌斉唱や、メイクや服装の規制など、組織や社会の謎ルールにいちいち疑問を持つひねくれ者は、筆者だけではないはずだ。

第二機能:Fi

とはいえ、良心に反することはできない

誰かに迷惑をかけたり傷つけたりしてしまう場合は、良心の方が勝つのだ。周囲に誰もいない赤信号は無視してもいいと思えるのに対して、威嚇目的でクラクションを鳴らす人間には強い不快感を覚える。
つまり、法律の範囲内かどうかよりも、己の良心に反するかどうかの方が優先事項なのだ。

面白いと思える選択肢を

  大学院(修士)の研究において、筆者はそこそこ自由に進めた自覚がある(あまり努力はしていないけど)。
  卒業の半年前に最低限のデータを取り終えた後は、適当に自分の興味がある実験を行った。すると、たまたま運よく面白い実験結果が得られた。その実験結果を教授に見せたところ、データが直感に反していて面白いねと評価してもらった。

  ただ、結果の理由(考察)について矛盾点を指摘され、結局2~3か月ほど行き詰った。提出期限ギリギリでそれっぽい理屈の考察を思いつき、最終的には上手くまとまった。今振り返ると、けっこう危ない橋だったなと思う。

  しかし、思い付きで始めた実験が、気づけば研究のメインになっていたのだ。

  このように筆者は、面白くて自分の良心に反さない選択肢であれば、それが博打であってもそちらを選ぶ傾向がある。なんとなくではあるけど、新たな発見とか発明ってある程度偶発的というか、意図しないところから生まれる気がする。どうなんだろうか。

人生の目的?

「新たな原理・方法・顧客ニーズの発見により、他者の利益に貢献する」

  人生の目的を言葉にすると、こういった感じになるだろうか。どうしても、「社会に貢献したい」などのフレーズがしっくりこないのだ。社会がどうとかより、目の前の人を喜ばせたい。他者貢献感は、大学院の研究で得られなかった養分だ。筆者にとって、企業に就職することの意義はココにあると感じる。まぁ就職後もしばらくは役に立てないだろうけど。
  自分の好奇心を満足させたついでに、誰かが喜んでくれたらそれが一番いい。結局、私にとって大切なのは、己の充足感(個人的な感情)を追求し続けることなのだろう。他者貢献感も結局は自己満足であり、充足感を満たすための個人的な感情にすぎないと思っている。

まとめ

個人の幸福を追求すれば、周りも幸せにできる。
と、筆者は信じている。

筆者は、まず自分が笑い、つられて周りも一緒に笑うような、そんな世界を求めているのかもしれない。

…なんだろう、無理やりエモい感じにするのやめてもらっていいですか?

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