狩野 光千年

94年生まれ。 早稲田→リクルート→アルダグラム→日本の誇りである文化を後世に繋ぐため…

狩野 光千年

94年生まれ。 早稲田→リクルート→アルダグラム→日本の誇りである文化を後世に繋ぐため欧州で起業。 社会人になって1日も欠かしてない日記の一部、思考の整理のために残しています。 日本コーチ連盟基礎・応用コース修了

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日本の誇りを後世に繋げたい

27歳の頃からこの事をずっと考えている。 モヤモヤを抱えながらも足だけは止めずに動いていたら、段々と言語化できていったにすぎないし、その過程でしんどい思いをする事は多かった。 2年前にハワイで圧倒的な行列を見た。 「有名なステーキハウスかな?」くらいの軽い気持ちで行列の正体を探りにいき驚いた。観光客が大勢並んでいたのは丸亀製麺(Hawai Honolulu店)。日本でも頻繁に目にしていたし、よく食べていた丸亀製麺の看板をアメリカで目にしてとても驚いた。 そして、心が震えた。

    • 経験や行動力より大事な『気づく力』

      沢山の本を読んだり、人と話をしたり、たまにSNSで流れてくるリール動画を見る度に『抽象化して気づく力』の重要性を感じる。 早稲田で知り合った親友の1人とお酒を片手に下北沢のベンチで語る事がよくあった。いくら大学からの長い付き合いとはいえ僕らは全く違う人間だ。 違う人間で違う環境で働いているにも関わらず、不思議と起きた物事の捉え方に対して『わかる。』と共感する事が結構あった。 ベトナムのインターンで知り合った親友の1人(同い年だが、厳しい意見をズバッと言ってくれるメンターのよ

      • 根拠のない自信は『自分自身の意志』である

        僕は自分に全く自信がない。 加えて、周囲の人と比べても自分は人より不安を感じやすい性格だ。 「やばい」「うまくいかなかったらどうしよう」と起きてもいない事を頻繁に憂いてしまう。そんな僕が日々不安と対峙する中で出した結論。 子供の頃は「自分を信じる」なんて難しい事は考えず、根拠とか関係なくただ『やりたいと感じた事』を頭で考えず行動に移していた。 でも大人になるにつれ、失敗や不安を感じた経験や人と比較して落ち込んだり心が痛む経験が積み重なり、理性的に不安要素を洗い出す癖がついて

        • 他人を受け入れる必要はない

          素人が1分間殴り合うのも、絶叫が飛び交うゲーム実況も、コーラにメントスをいれるのも、明らかな釣りのサムネ画像も全部が大嫌いだった。 食わず嫌いはよくないと思い、何度か目を通したがそれでもやっぱり、 何が良いのか意味がわからなかった。 この負の感情に振り回される自分に嫌気がした時に思い出した事があった。 4年前にコーチング領域で起業をするため、JCF日本コーチ連盟に半年間通い詰めていた時に言われた言葉。 「言葉の語源を考えれば、人を理解できないことは明白。」 手元にテキストが

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          社会人が取り戻すべき『ノリ』『とりま』のギャル精神

          『迷ったらGO!』という一見バカ丸出しの精神を大学時代に4年間飲み会しかしてこなかった僕は飲み会から教わった。むしろ死ぬ思いで勉強して入学した早稲田で学んだ事はこれに尽きるかもしれない。 社会人になったからといって、人間何か変わるわけじゃない。 にも関わらず、数ヶ月前まで遊んで自由に暮らしていた学生が、入社と共にスーツに身を包み小難しいカタカナを駆使して頑張って働いているだけだ。この生活に慣れ収入も上がってくると『ノリ』で動くのが億劫になる。 やっかいな事に歳を重ねるほど小

          社会人が取り戻すべき『ノリ』『とりま』のギャル精神

          リクルート→ITスタートアップ→ラーメン屋の共通点

          新卒で日本を代表する大手企業のリクルートを選び、選んで頂いた。 なりたい像に近づける可能性が最も高い企業がリクルートだったから。 仲の良いVCの先輩のリファラルでアルダグラムを選び、選んで頂いた。 事業をグロースさせる経験と営業職以外の経験を積みたかったから。 営業・プロダクト・組織風土全てが揃っていたリクルート。 営業・プロダクト・組織風土全てが手探りだったアルダグラム。 全く異なる企業だったからこそ沢山の事を学ばさせて頂いた。 それは1年2ヶ月副業で修業させて頂いたラー

          リクルート→ITスタートアップ→ラーメン屋の共通点

          日本人がしている無意識の差別

          『あなたは人種差別をしますか?』 この問いに「はい」と答える日本人はいないと思う。 一部の日本人の行動で全体を判断するのは間違っていると思いつつ、 「見た目つまり身体的特徴で無意識の差別をしているのでは?」 この問いを忘れぬよう残しておきたいと思った。 まず初めに、国連が定める差別の定義は以下の通りだ。 人種:身体的特徴、民族:文化的特徴という定義が近年では否定的な説や研究も多いが、一旦本noteではこの通りとする。 欧州に来て「世界は広くて狭い」と常々思う。 オラン

          日本人がしている無意識の差別

          異文化交流で英語力向上より大事な目的

          『この国にくる留学生より、Michiの方が色々なことに気づくね。 日本人の性質と自分をよく理解して言語化できているからだと思うよ。』 これはオランダ人の友達に言われて素直に嬉しかった言葉だ。 同時に、7年間毎日振り返りをしていて良かったと思った瞬間だった。 異文化交流の目的によるが、今の時代「英語を話せるようになる」事だけが目的なら、海外にわざわざワーホリや留学して異文化交流するコストの1/10くらいで、日本国内で英語力を向上させる手段は山ほどある。 もちろんワーホリや留

          異文化交流で英語力向上より大事な目的

          感情を受け入れる勇気と50€

          大きな悲劇がなくても、予想外の出来事が連続したり、右も左もわからない環境にいたり、不安の種があると勝手にネガティヴな感情がアメーバのように急速に増殖して落ち込む状態。これを欧州に来て3週間毎朝感じていた。 この状態になると行動量が減り無気力になり悪循環に陥るだけでなく、タチが悪いのは本当は少しずつ進捗していてもその軌跡なんて目に入らなくなり、冷静に現状分析しようとても頭が働かず、「自分で決めた事なんだから頑張らないと。」と鼓舞しても大した解決にもならず、余計に自分を苦しめる。

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          リクルートの営業部長に教わった最も役立つスキル

          新卒でリクルートに入った僕は、なぜか同期のほとんどが小規模のお客様を担当する中で、中堅〜大手のお客様を担当するグループになった。 思えばこれが地獄の始まりで、本当にどうあがいても数字を詰めなかった。しかも1年以上。当時、神奈川エリアを担当していた僕は関内の商店街にあるドトールで作業しながらよく泣いていた。身長190センチの大男がアイスコーヒー片手に泣いている様子は相当異質なものだったに違いない。笑 そんな中、見かねたH部長が飲みに連れて行ってくれた。横浜駅近くの地下の海鮮居酒

          リクルートの営業部長に教わった最も役立つスキル

          日光東照宮に学ぶリスキリングとアンラーニングの重要性

          『2,260』 これは社会人になってから今日までに自分が費やした日数。 つまり僕は2,260回も、日々の学びや必要な本からのインプット、喜怒哀楽のアウトプット、それらを通した自己分析による自己理解、等々をやってきたということになる。 『人も建物も完成してしまえば後は朽ちていくだけ。』 日本の建築界に伝わる言葉。建物を造る時、わざと屋根の瓦を二,三枚めくり未完成のままにしておく事もある。日光東照宮には『逆さ柱』といって、あえて逆さの状態で建築が行われている箇所がある。 「建築

          日光東照宮に学ぶリスキリングとアンラーニングの重要性