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掃除の会に参加して学んだこと 22~5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の意味を体感しました。            

「掃除の会」に参加するようになり、驚いたことの一つが「道具」でした。
 街頭清掃でも、トイレ清掃でも、多種多様な道具がありました。


 それまでは、トイレ掃除と聞いても、学校などでやってきたイメージしかありませんでしたので、雑巾、柄付きブラシ、バケツ、たわしぐらいしか思い浮かびませんでした。
 
 工具類やサンドメッシュというような「やすり」などもあるとはびっくりしました。
 また、特に道具を貸し出されている方が、本当に大切にされていました。
 
 例えば、3回はすすいだり、天日干ししたり、タオルなども洗濯したり。
 道具も消耗品とはいえ、長く使えるように、配慮がなされていました。
 また、掃除や道具を通して、5Sについて学びました。
 
5Sとは・・・

整理:分別する事
整頓:明示する事
清掃:行動する事。清掃即行動。
清潔:前期の3つを維持する事
躾(習慣):習慣にすること

のことです。中身を詳しく見ていくと・・・。
 
整理するとは、要るものと要らないものを分けることになります。
要らないものは捨てます。要るものは活用します。

 捨てるかどうか迷うものは、ほとんど「要らない」ものである場合が多いです。
 もし、早く整理しようと思えば、まず、その場にあるものをすべて取り出し、一か所に集めます。次に、その中から必要なものだけ取り出し、所定の場所に戻します。
 それで、場に残ったものは要らないものになるので、そのまま処分します。

整頓するとは、必要なものをいつでもだれでも取り出せて、常に使える状態にしておくことになります。「誰でも」がポイントで、みんなが分かるようにするために、「置き場所」を確定して、ラベル(表示)を貼っておく(明確にする)ことが必要です。こうすることで、必要なものを探す時間の無駄を省けます。
 整頓には一定の基準をつくることも大切です。
 例えば、「時間順」「大小順」「使用頻度順」・・・などです。
 
清潔とは、整理整頓、清掃を維持することになります。
 掃除の会に参加する前の自分は、「汚れたら掃除をする」というイメージでした。
 しかし、定期的に掃除をすることで、「綺麗な状態」を維持できることや、ひどい汚れになる前に掃除をすることになるので、1回の掃除が随分と楽になることも知りました。
 また、清潔さ(整理整頓。掃除習慣)を維持するためには、後始末を確実に行い、少しでも整理整頓が乱れないような仕組みを作ることの必要性も感じました。

躾(習慣)とは、整理整頓、清掃、清潔を規則や言われたから仕方なくやるのではなく、習慣として身につけることになります。
 なんでもそうですが、習慣になるとやらないことに違和感が出てきます。だから、やらずにはおれない、やらないと気にかかる。無意識に、自然とそうしている状態になります。
 「躾(習慣)」までいったら、きっと社風や人生が変化し始めます。

整理、整頓をすると仕事(勉強)の能率(効率)が上がります。
清掃、清潔を徹底すると仕事(勉強)の質が上がります

 仕事ではなくても、家でも学校(勉強)でも同じことかなと思います。

掃除の会に参加して、私は心から「5S」を身につけたいと思いました。

皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。

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