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掃除の会に参加するしあわせ⑥~掃除に関係する活動は日本にいっぱいあり、世界も認める「文化」になってきている

毎日にではありませんが、定期的に、徹底的なトイレや街頭清掃を続けているのは、一人の時とは違い、仲間の存在が大きく、また、掃除から得られるものを実感し始めてきたことが大きいと思います
ここで、私が感じた掃除の会の良さについて振り返ってみたいと思います。

参加して感じている掃除の会の良さは次の通りです。
➀ 掃除をきっかけにして、人とつながれる。ご縁が広がる。いい人ばかり。
② 自分に自信が生まれる。自己肯定感が高まる
③ 「気づく力」が上がる。それが、仕事や生活の質を上げることになる。
結果、成功する。
④ 仲間の発信を受けて、自分の気付きが深まる 
⑤ 地域に愛着がわくようになる 
⑥ 後始末について考えるようになり、自分がごみを捨てない人になれる
⑦ 世界へ発信できる 周りの掃除の活動に目が行く(気づく)ようになる

⑦ 世界へ発信できる。周りの掃除の活動に目がいく(気づく)ようになる

 掃除の会に参加するようになって、掃除や環境をよくすることに関わる世の中の出来事や動きに関心が高くなりました。

 掃除の会に参加する方々は、「よいことだから」と言って、大きな声でアピールをするような感じではありません。どちらかというと、人知れず、「陰徳を積む」といった感じで、こつこつ、黙々と道端のゴミを拾っていたり、地域の施設のトイレを掃除して、「自分たちできれいにできた!」ということで満足して、いい気分で解散していく方がほとんどです。
 
 ただ、せっかく「いいこと」をしていても、参加メンバーが限られ、固定されることも多いので、少しずつ、周りに発信したり、友人、知人に声をかけて一緒に取り組んだりしています。
 
 たしかに、自分も、存在すら知らなかったですし、ネット上に紹介記事があることも思いもしなかったので、そこにたどりつくことすらありませんでした。
 現在は、インターネットで検索してみることが多いので、各地で掃除の会が開催されていたり、便教会という学校の先生が中心いなって活動されている会があったり、自分が気付かないだけで、掃除活動が地道に草の根運動的に広がっていることを知りました。

 また、掃除の会に参加し続けることで「ごみ清掃芸人」として活躍されているマシンガンズの滝沢秀一さんの存在も知ることができました。
 雑誌やテレビ番組でも、ゴミや掃除に関する企画で、「笑いを交えながら」、社会貢献的な内容を発信されています。
 
 最近知ったところでは、「チームのメンバーと制限時間内にごみを拾い、ゴミの量と質でポイントを競い合うっスポーツ」として「スポGOMI」大会が各地で開かれてるそうです。
 「スポGOMI」とは、「ごみ拾いはスポーツだ!を合言葉に、チーム対抗の競技としてごみ拾いを楽しむイベントです。一般社団法人スポーツイニシアチブが運営を務めています。
 
街の美化という目に見える効果だけでなく、参加者の社会貢献への意識を高め、つーむで目標を達成することで、地域コミュニティーのきずなやインターネットやSNSでは味わえない「リアル」でのつながり、楽しさの構築にもつながるという画期的な社会奉仕活動である」点がすばらしいところです。
 
 日本人自身は当たり前になっていて、あまり気付いていないですが、昨年もW杯でサッカー日本代表選手が、自分達が使ったロッカールームを掃除し、綺麗に整理整頓をし、関係者へメッセージ(感謝)を残して、後にしたことや、日本人サポーターが試合の結果などに関係なく、観客席の掃除をして帰っていく姿が、海外では驚きと称賛で報道されていました。
 外国では、掃除は「清掃員の仕事」と言う認知があるので、はじめこそ(20年ほど前)、日本人サポーターの行動を「仕事を奪うな」という目で見られることがあったそうですが(文化差ですね)、逆に、見直しがされ、日本人サポーターをお手本とした動きも広まりました。

 掃除をすること自体も、自己肯定感を上げ、自信を生み出す力がありますが、こうして、各地で行われる掃除や掃除に関連した記事を見聞きするだけでも「日本(人)、やるじゃん!」と誇らしい気持ちになります。もちろん、アピールのために行っているわけではないですが、掃除には大きな力があることは、自分の体験、世界での発信からも実感しています
 
 皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。


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