北海道旅行記③(稚内編)
※これまでの旅行記録については下記のnote参照。
以下では、前回の続きとなる7日目から記録していく。
7日目
まず、旭川駅から普通列車に乗って稚内駅に向かった。
拙僧が乗車したのは宗谷本線全区間を走破する長距離列車であり、所要時間はなんと6時間を超えていた。
途中の抜海駅あたりの車窓が美しかったのを覚えている。
しばらくして、日本最北端の駅である稚内駅に着いた。稚内には前からずっと行きたかったので、来れた時の喜びは凄まじかった。
とりあえず、稚内駅周辺を歩き回ってみた。
次に、バスに乗って宗谷岬を訪れた。
宗谷岬はまさに日本の最果てである。周辺のありとあらゆる物が日本最北端だ。
時間があったので、近くの宗谷岬平和公園にも行ってみた。
この辺りの景色はとにかく雄大で、歩いていてとても楽しかった。
宗谷岬を満喫したのち、バスに乗って今度はノシャップ岬を訪れた。
ノシャップ岬は宗谷岬とは違って、また良かった。
近くの水族館からは、アザラシの鳴き声がめっちゃ聞こえてきた()
その後、稚内駅まで戻り、特急宗谷に乗って旭川方面に向かった。
ここまでは順調だったのだが、落雷による比布駅構内の停電により、特急宗谷の運行が名寄駅で打ち止めとなってしまった。
最終的に、名寄駅から旭川駅までは代行バスでの移動となり、旭川駅からは臨時の特急列車に乗って札幌駅まで行った。
札幌に着いた頃には2時を過ぎていた気がする。とにかく散々であった。
この日は札幌市内に宿泊したので、これで終了である。
8日目
何気にこれまで、北海道内は友達誰かしらと一緒に行動していたのだが、この日だけは一人である。
北海道&東日本パスの有効期間が過ぎたため、移動には18きっぷを使っている。
まず、学園都市線に乗って、新規開業したロイズタウン駅を見たりした。
次に、普通列車で岩見沢駅まで行き、未乗だった室蘭本線の一部区間(岩見沢駅〜沼ノ端駅)を乗り通した。
室蘭本線を完乗したのち、北海道名物のジンギスカンを食べるため、松尾ジンギスカンに行った。
北海道の地域クーポンを使えたのが良かった。ジンギスカンも美味しかった。
その後、石勝線の普通列車に乗車し、新夕張駅まで行った。石勝線は特急街道なので、普通列車の本数は1日に2〜3本程しかない。それでも、うまくタイミングが合ったので、わざわざ乗っておいたというわけだ。
駅の外に出てみたのだが、財政破綻都市なだけあって、夕張はとにかく寂れた雰囲気であった。
それからしばらくして、折り返しの列車で新千歳空港駅まで戻った。
これで、長かった北海道旅行もいよいよ終わりである。
新千歳空港からは、飛行機に乗って関西空港まで行った。
普通の人なら、もう家に帰ろうと思うのだろうが、拙僧はここで終わるような漢ではない。
これより、旅の舞台は北陸に移ることになる。
関西空港に着いたのち、ひたすら普通列車を乗り継いで、福井方面に向かった。
もっとも、福井方面の最終列車を見事に乗り過ごしたので、やむなく米原駅〜敦賀駅間で特急課金をし、最終的に鯖江駅まで行った。
この日は鯖江市内に泊まったので、これで終了である。
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