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現代に復活した来々軒の暖簾をくぐる

今や国民食のラーメン。種類も豊富でラーメンを毎日食べ続けている人がいるくらい本当に美味しい食べ物だ。
そんなラーメンはいつから流行り出したのか。いつから国民食の席を確保したのか。
今回はその歴史に触れられる場所へ行ってきたのでnoteに記していきたい!

ここは!

新横浜ラーメン博物館。
いわゆるレトロを存分に押し出したテーマパークで昭和33年をイメージしているらしい!
狭いけど閉塞感は無くて本物の街にいるような感覚になる。

路地

来る前はテーマパークや企業のレトロはチープで作り物感が強く、所謂SNSウケレトロ(勝手に呼んでる)と思っていたが結構凝った造りで思わず2階部分を一周してしまった。

メーター

再現、と言うか本物?のメーターまで完備。タイムスリップってこうなのかな!

そうして1階へ戻るとあの看板が現れた。
明治後期に浅草で開店した来々軒!
多分名前を聞いた事がある人は多いと思う。僕もその1人。
既に本店自体閉店してしまったが証言や資料、末裔、支那そばやなどの協力のもと令和に明治のラーメン屋が復活したのだ!

店構え

店構えまでは当時のモノを再現しているわけではないが昭和33年では来々軒が閉店しているためもしも33年に店舗が残っていたらこんな感じなのかなと妄想しながら順番待ち。

らぅめん しゅうまい

まず注目したいのがラーメンでもシュウマイでもない。箸袋!見えづらいと思うが箸袋には住所が記してあって別によくある宣伝と思いスルーしがちだがよく見ると住所表記が浅草區になっている。
もちろん当時のモノでは無いがそのような演出はとても嬉しい!

ラーメンは優しい醤油味で若干色味がかった中華街でよく見かけるチャーシューもチープな感じは全く無く食べやすい!
スープと麺はさすが支那そばや協力って感じで一滴も残さず食べてしまった!
シュウマイも大ぶりで甘くて好みだった!

本物?レプリカ?

地上1階へ行くとちょっとした展示ゾーンがあり博物館としての本来の義務が果たされている。
屋台ラーメンの歴史やら来々軒の歴史やら色々!

あまり載せると良くないので一番見れてよかった1927年の来々軒のメニュー表を!

また行きたいな。

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