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下町の歩き方
8月ごろ友人から一緒に飲もうと連絡が来た。
お店は任せるとの事。
なので下町の老舗に飲みに行った。
その事をnoteに記していきたい!
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朝9時に築地市場駅で待ち合わせ。
築地観光の定番かつ人気店きつねやで朝食。
案の定30分くらい並んだが、ホルモン丼を食べる事が出来た。
元々は放るもんだった内臓が戦後の闇市を通じて各地で発展。今や絶品グルメとして欠かせない存在なのだから当時どれだけ食べる物に困っていたのか考えさせられる。
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昼食は日本橋へ移動。
トロ発祥と言われる吉野鮨本店へ。
まずはにぎりずし。大ぶりのネタに醤油が染みていて江戸前って感じがプンプンする。
ガリがとにかく美味しい。
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このお店の絶対に外せない名物はトロ!
6巻で6050円と高値だが絶対に後悔しない鮮度とトロの味。
大正時代にお客さんが命名したのだとか。口の中でトロけるからトロ、単純で良い、お客さんから広がっていくのが大衆文化らしくて物凄い好き。
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大震災も空襲も乗り越えた歴史的な建物がお出迎えしてくれる神谷バーで休憩を取る。
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文豪の愛したデンキブラン。
僕はお酒が苦手で付き合い以外での飲酒は無い。
でも太宰治らが飲んだデンキブラン、明治大正昭和の東京を味わうには絶対に飲んでみたいと勇気を出して注文。
お味は意外にも甘めで飲みやすい!でも物凄く早く酔いが回るので注意!
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あと神谷バーのカマンベール揚げは永遠に食べていられる美味しい味なのだ。
デンキブランの酔いがとてつもないスピードで回り、本来はビールをチェイサーにすべきなのだが下戸の僕にはそれは叶わず店員さんがお冷やを4杯ほど持ってきてくれた!ありがたい。
太宰治の言っていたデンキブランの酔いが回る速さを実感出来た。
そうして家路につくのだった。
築地→日本橋→浅草と真夏の下町を飲み食いしながら歩いた記憶は忘れられないだろう。
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