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友達って絶対に必要なのか・・・

こんにちは南仙台の父です。
今回は友達っていうことで題にしてみました。

鑑定の仕事では人間関係についての悩みが多く入ってきます。
人事でも職場での人間関係で悩む人の話がとても多いのが実態です。
どうしても職場や学校という場所での濃密な人間関係だったり、薄すぎる
人間関係だったり、濃過ぎても薄過ぎても悩むになってしまうのが人間関
係の難しさでしょう。
最近はソウルメイトという言葉が先走りして、この人がソウルメイトなの
か、ソウルメイトに出会えるのか、どうしたらソウルメイトができるのか
といった相談も増えています。
ソウルメイトに限らず、親しい友達・親友・マブダチといった言葉で括ら
れた濃い人間関係って人間の心理安全性では大事なのかもしれませんんが
、行き過ぎればちょっと問題になります。
こういう意識が強過ぎる人は相手に対して、「自分のことをわかってくれ
る人・理解してくれる人」という感覚があるみたいです。
人間関係なので双方の関係性があって成立するはずですけど、結構一方的
な感覚が強過ぎる傾向の人が多いみたいです。
こうなってくるとちょっとしたことでも「わかってくれない・理解しても
らえない」といったネガティブな感情が沸き上がってきて、不信感を募ら
せてという感覚が強まってきます。
そもそも相手が自分のことをどう思っているか、考えているかなんて絶対
にわかりませんからね・・・。
仮に自分のことをどう思っているか聞いても日本人の場合は素直に答えな
い場合も多いと思います。
心理安全性でいうお守りみたいな感じでしかないのかもしれません。
ただ、人間関係が希薄過ぎるのもダメなことは付け加えておきます。

ソウルメイトという人が居る人も中にはいます。
ただ、圧倒的にそういう人が出現する確率は天文学的な数字になると思い
ます。
人間関係で一番理想なのは、自分と相手が補完関係だったり、相手が自分
にない良さを持っていて、お互いが助け合える関係性になることだち思い
ます。
これは恋愛なども含めてそうだと思います。
男女ともに料理が好きだったとしても、同じ領域でダブっていたら面白く
ありませんから、片や和食・片や中華といった感じで分かれていたらそれ
は面白い関係性になるでしょう。
両者が肉じゃがが得意だったら競合関係になりますからね。
ソウルメイトは補完関係にある人ではありません。
同質の人がソウルメイトなんですけど、これは別の機会に書こうと思いま
すが、そうそうは居ません。
私もソウルメイトなる人はまだ会ったことはありませんが、どういう人だ
かはわかっています。
ただ、会いたいかといえばそうは思いません。
だって、自分と同じ人がもう一人居たって面白くないし、多様性から考え
ればあまり良くない環境になるからです。
人間は多様性の中でここまで生き残ってきました。
何度か絶滅の危機にも遭い、深刻な状況の中でもここまで人間が世界中に
増えたのはその多様性からにあると学者も説いています。
そう、人間関係は多様性があるから成立し、相容れない人も含めて存在し
て、その中で形成されるものだというのが心理学的な結論になります。
また、鑑定でもそうですけど、括りは同じであっても同じ運勢を辿る人な
んて絶対に居ません。
後天性の人生経験や人間関係によって変わったり、本人の意識が変わるこ
とで運気の変化を呼んでより良い・悪い運勢になることもあります。
だから本来はあまり人間関係で悩んでも仕方ないのですが、どうしても色
々考えてしまうのも人間関係でしょう。

人間関係はその人の考え方・行動・運気によって、年齢を重ねていくこと
で変わっていきます。
子供の頃からの友達が居る人も多いと思いますが、関係性が変わっていき
変質する人の方が多いと思います。
これが前述した話に繋がっています。
昔は今と違って同じ土地に住んで職業も固定されて、地位や身分も変わら
ずに生きることが当たり前だったので、人間関係の変化はあまり生じるこ
ともありませんでした。
今でもこうした生活をしている人も多くありますが、微妙な感じで実際に
は関係性が変質していることもあります。
だから、ずっと同じ関係性を維持することなんて本当はなくて、むしろ少
しずつ変わっていく中で自分も成長して、それによって人間関係も変わっ
ていくことが自然なんだと思います。
やっぱり仕事だけで関わっていた人なんて、今の自分にはまったく関係も
ないし、そういう人から声がかかっても会いたいとも思わないし、それは
今の自分にまったく必要がない関係性だからだと思います。
ここ数年で人との関係性や周りの人の構成は大きく変わりました。
歳を取っても変わるのでしょうね・・・。

友達を求める人の中にはお金や利権目当ての人も居ますし、利用するだけ
の人や人が集まっていることでその人に魅力があると勘違いしている人も
かなり居ます。
色々な人の話を聞きましたが、親しいから困った時に助けてくれるわけで
もなく、お金が無くなったのを見てさっと離れていく人を見たという人も
ありました。
だから、あまり気にはしない方がいいし、強い関係性を求めない方がいい
し、まずは自分がそれだけの価値があるのかどうかを考えた方が良いので
はないかと思います。
やっぱり、give が基本にあっての話だと思います。
take だけの人もいれば、get する人もいます。
強い人間関係を求める人の多くが、take を基本に置いているようにも感じ
ます。
だからこういう人は常に相手が相手がという話をしてきます。
いやいや、そうじゃなくてまず自分がではないかと思います。
ムダな give はしなくてもいいと思いますが、お金ではない give が大事な
ように思います。
これが宗教でいうところの無償の愛というものかもしれません。
give をいつか自分に還ってくることを考える give でもダメです。
あと、get できる人は大事です。
こういう人は運も持っているし、あることから別のことを生み出す力を持
つ人だからです。
事業をしている人には get できる力を持った人も多いです。
絶対に、take ばかりの人とは仲良くなってはいけませんよ。
もちろん、自分も take ばかりになっていませんか?

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