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カナダ留学の特典!就労💼

こんにちは!

今日は、カナダ留学中の 働く について書いていきたいと思います!

留学中に働くというイメージはあまりないと思いますが、カナダでは留学生の就労は条件付きで許可されています。私は正規生という扱いで、学期中と夏休み期間どちらも働くことができます。

私は今までに、地元のNPOでFood Security and Community Engagament のポジションとしてのインターン、言語学科のソーシャルメディアインターン、日本語の授業のティーチングアシスタント、そして現在、場所を移し、レストランで働いています。

留学前は働くことなど全く考えていませんでしたが、こちらの学生は大学の授業料などを親に頼るのではなく、自分でなるべく稼ぐ、奨学金で賄うなどの方法で、金銭的に自立する考えが強いです。私もそれに感化され、留学生としての出費を軽減させるため、また経験値を積むためにも、働き始めました。

地元のNPOでの働くについて

人口1000人レベルのど田舎。
街にはスーパーがなく、公共交通機関なし。
車ないと街から出れない、なんていう町。
カナダだとそんな町もあちらこちらに。

このNPOでは
・街の人が24時間365日アクセスできるコミュニティの冷蔵庫の運営
・アクアポニックス(循環型有機農業法)を地元の小学校で運営
・地元のイベントや行事の手伝い
・料理教室の開催など
を通して、地域の食への意識や食料安全保障の解決に向けての事業に携わりました。

食料安全保障に関わることが好き」といったらすごく硬いイメージになりますが、私は食が好きなんです!食べることが好きだし、人は食べないと元気が出ないですよね?

エネルギーの源で、食べるものがないというストレスからの解放は人を安心させ、幸せにし、笑顔を作ると今までに出会った地元の人から感じました。

実際、自炊をしていると物価の高さもあり、食材が家にあることへの安心感も生まれます。

コミュニティ冷蔵庫

冷蔵庫の利用者の中には、無料で食材をいただくことが恥ずかしいことと認識していることも多いです。そのため、誰でもいつでもアクセスできるようにすることで、サポートが必要な人が受け取れるようになっています。

「この冷蔵庫のおかげで精神的にも救われている」と心から私のようなインターン生にも感謝の言葉をかけてくれる人もおり、毎回心を動かされました。

その一方で、この機会を利用して、必要以上に大量の食材をとっていく人もおり、カメラの設置についての議論も行われました。

ですが、誰かが監視していることで本当に助けを必要としている人が躊躇してしまうという懸念からカメラ設置をせず、注意喚起で様子見という決断に。これも小さいコミュニティだからこそ、信頼で成り立っていると感じる
瞬間でした。


ガーデンイングで野菜を栽培

このインターンでは地産地消を進めるということで、夏はガーデニング、年中アクアポニックスの部屋で魚と野菜を水の循環を使って育てるという方法をとっていました。

私は生物学や化学などの知識は全くといっていいほどないですが、ガーデニングにはどのような野菜を育てるか、どのような肥料が必要かなど、一から調べ、地元のガーデニングをしている人の協力のもと行いました。

アクアポニックスは別世界で、トライアンドエラーで行いました。教科書となるような本と生物学に詳しい大学の人のアドバイスのもと魚に必要な水の成分や、野菜への光の量などテクニカルなことばかりでした。


アクアポニックスの様子


小学校の1部屋で魚も野菜(レタスやケール、ハーブ類、ハラペーニョなど)
を栽培し、それをコミュニティの冷蔵庫に置くことで小学生が食を学ぶことができ、それを地元に還元するというシステムはとても素敵なシステムだなと感じました。


多文化料理教室の開催

他にも、自分が日本人ということもあり、日本をテーマにした料理教室やメキシコ人の友達の手伝いのもとメキシコのテーマで開催するなど少しでも、留学生の私なりの価値の提供と、地元の人が多様な文化に触れる機会を作ることができました。

このような形で、私も新たなことを学びながら、地元の人と協力し、食を通して少しでも貢献できたと思います。その地域からしたら、私は部外者ですが、それでも温かく向かい入れてもらい、興味を持って接してくださったことに感謝しています。

また、コミュニティに入って、個人的なコネクションを作ることが好きという自己発見もありました!

では、また!


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