朝靄 ( 詩作 )





突き刺す稲光も、

気づけば優しい月明かりに

藍色の水平線も、

いつしか柔らかな橙をたずさえて

滲むレンズでは見つめることすら


ただ 、ただ、

感謝したい

この名画に劣らぬ今を

忘れない

海鳥の唄を祝福に

新月に終わりを告げる


流した藍は海に還った

もう大丈夫、







朝日を眺めながら綴った詩。

今日もよい日になりますように。

【  乃   マ  】

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